2009年12月26日土曜日

クリスマス

クリスマスは、会社のSFC出身者(4人)と、その場に居た同じブースのヒト(被害者)で、「SFC de クリスマス!」を決行した。


会社を7時半に出て、車で一時間半。

ざんまい(焼肉屋)で、名前を書いた後、時間が余ったので、SFCに。





「はんぱなく、臭い」





いやーーー、前から思ってたけど、再確認。






「はんぱなく、臭い」






冬というのに、「みやじ豚」は容赦してくれない。これでもかというくらいの体臭をぶちかましている。 一通り、SFCを懐かしんだ後は、焼肉屋に。さすがに、以前みたいに「めちゃうめー」という快感は少なかったものの、昔と変わらないざんまいサラダにはやっぱりワクワクした。




最後は、じょなさんでプレゼント交換という、これまたネタとしては最高なかんじ。 僕は、これをあげた。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/27/news051.html

>「ひなこ」という名の16歳の萌えキャラと一緒に筋トレをするという内容。ひなこは、元は人間だったが、中2の時にアニメキャラ化されてしまうという設定で、153センチ、48キロ。巨乳だ。


うーーーん、なぜ、こんな設定じゃなきゃ駄目だったのか、わからんが。

とりあえず、メリークリスマス。

SOSの猿、あるキング を読んで

伊坂の新たな試みの作品と言っていいと思う。

彼の得意技である「カチカチ」と話の終盤にかけてピースが組み合わさっていく爽快感は薄い。
その代わり、読後感が味のあるものだなという印象。

もう一度読んでみたいと思う、数少ない作品たちの気がする。

2009年12月24日木曜日

デジタルを生活に取り入れよう

デジタルフォトフレームは、面白い。

デジタルの特性としては、

  • データをサンプリングするため、容量を増やせる(その代り、微妙な差異は切り捨てる)
  • コピー・ダビングしても劣化しない。一方で、全て消えるリスクは高い
ということでしょうか。
微妙な差異を捨象することで、単位あたりの情報再生・複製コストが減る、そもそも劣化しないという特性から、生活のいたるところにおくといったニーズには適していると思います。

写真掛けの意義としては、見せたい相手は、「本人」「家に訪れたヒト」であって、見せる機会としては、「その場所を通り過ぎる瞬間」なわけです。別に、「じっくり観察すること」が目的ではないと思います。
デジタルの特性に合っているわけです。

そのような意義から考えても、「たくさんの画像・動画をそこそこのコストで扱える」「加えて、複製が楽」なデジタルフォトフレームはとても良い製品と思います。

さて、これまでデジタルといえばパソコンというような雰囲気があったようにも思えます。
しかし、デジタルの特性から考えても、日常品とは極めて整合性が高いことがわかると思います。
例えば、
  • デザインが変わるTシャツ
  • (まだまだ先の話かも知れませんが、)匂いの素子を調合して、デジタルに花の香りを楽しむ
といったことは面白いと思うんですよね。

2009年12月13日日曜日

思考停止社会 -「遵守」に蝕まれる日本 を読んで

主な主張。分かるけどねぇ。

日本人が均一な価値観なのが本質的な問題・・・というか真因であり、従って、世論が極端に構成されやすく、社会全体が思考停止に見えがちなわけで。マスメディアも営利企業である限り、「求めているもの」が儲かるならそれがまずいことでもやってしまうわけで・・・・・。あーーー、むずい。


個人レベルでは思考停止に陥っているヒトは僕の周りにはいません。


■ アメリカは、社会の多様性と変化に対して、法令の内容自体を柔軟に変化させることで法令と実態との乖離が起きないようにしてきた。法令を日ごろから磨いて「文化包丁」のように扱ってきた。

■ 一方で日本は、最後の最後の「伝家の宝刀」としての法令であり、基本的には、社会的規範や倫理に照らして物事を解決してきた。最後に出てくる法令は、「遵守」してきただけ。

■ ところが、2000年ごろから、コンプライアンスなりが盛んに叫ばれるようになり、アメリカの法治社会が中途半端な形で輸入されてきた。したがって、周辺に押し付けられていた法令が前に出てくるようになったものの、相変わらずの姿勢は、「遵守」のままであるので、「思考停止」社会となってしまうのである。

■ 加えて、マスメディアなどのせいなのか、これまで遵守の対象でなかった社会的規範までも遵守の対象になりつつある・・・・。

2009年12月11日金曜日

面白かったこと

ユスフの・・・・・


髪型のレパートリーは、アフロか、坊主

2009年12月8日火曜日

2009年12月5日土曜日

暗号解読を読んで

秘密文書の作成方法
 -ステガノグラファー(文書自体を隠す)
 -クリプトグラファー(文書にスクランブルを掛ける)
   ・ 換字式
     ・ コード(単語を置き換える)
     ・ サイファー(文字を置き換える)
       - 単アルファベット(鍵が、暗号全部の中で一つ)
        ⇒ 頻度解析
       - 複数アルファベット(複数の鍵を用いることで、頻度解析を困難にしている。)
        ・ ビジュネル暗号
         ⇒ 暗号文中に同じ文字列が何度か現れることを利用。同じ文字列があらわれるまでの間隔の因数を算出。その因数の共通の数字が、キーワードの文字数に該当。従って、その文字数で暗号を分割すれば、頻度解析が用いることが可能。
        ・ エニグマ
   ・ 転置式

スコットランド女王のメアリーの悲劇。
しばしば暗号作成者は、読まれていること自体を想定しないため、暗号を使わないときより無防備になる

2009年12月3日木曜日

流動資産定義

■ 営業資産である ⇒ 流動資産

■ 営業資産でない
 - 一年以内に現金化、費用化される ⇒ 流動資産

iphone普及を妨げるもの

タッチパネルは、どこかの調査によると、キーボード型の2倍間違えるらしい。

それが、ブラックベリーとiphoneの差を生んでいる原因かもしれない。

そもそも、タッチパネル上に触感(触ったかんじ)を演出できないか?

トランジスタ

■ 壁があって流れない電圧を掛けておくこと。
■ その壁を通す真逆の電圧を微量に掛ける。
■ すると、「壁が薄くなる効果」を引き起こすため、なんか大量に流れてしまう。

http://www.infonet.co.jp/ueyama/ip/semi_cnd/transistor.html

2009年12月1日火曜日

なーるほど

カルティエの腕時計を婚約指輪代わりに貰っていた。

ふむ、腕時計は25万くらい。
指輪だと少しシケタ感じになるが、腕時計ならいい感じ。


2009年11月20日金曜日

ケーススタディのポイント

ケーススタディのポイント



【1】考える基本姿勢
■1-1. 考えるべき点(枠組み)は、イシューからトップダウンで考える。
 (「手元の情報を整理しただけ」による見落としをしない。「書いていな
  いことに気づく」力を養う。)

枠組みとは、考えるべき(押さえるべき)点の全体構造を、モレなく
ダブりなく(MECE)押さえるためのもの。

論点の「枠組み」を考える際は、手元に情報があるないにかかわらず、
”イシューからトップダウンで考える”こと。その上で、「『”○○についての”
情報が足りない』と明確化した上で、探しに行く」姿勢を身につけていく。
加えて、既存の枠組みや一般論を適用して思考停止しないで、詳細化・
具体化する。


■1-2. 情報が足りなくても、スタンスを取る。
 (「情報がないから仮説ができません」と言わない。)

・まず、前項の考えるべき点(枠組み)を考えずに「何についての情報がない」
と特定できないまま、漠然と「情報が足りない」というのは問題外。

・きちんと枠組みを設定した上で、特定された「○○についての情報」が
探してもない場合は、一般常識や業務知識、関連知識を使った上で、
仮の「前提」として、「○○は□□である」と置く。

・仮置きした「前提」は、未確認事項として明確化しておき、情報が入手
できたら、確認する。


■1-3. 全社視点で考える。
 (部門最適で全社利益を損ねない。)

【2】業界知識: 産業財の新事業開発


■後知恵ですが、Kevlarは結局、当初最も有望だともくろんでいた
タイヤ用途では成功しなかった。
(ごく一部のプレミアム・タイヤのみ採用。)

理由は、顧客のタイヤ製造工程で圧着用の設備投資が必要だった
からでした。素材メーカーは、よく「Kevlar 対 スチール」、「Kevlar 対
グラスファイバー」のような性能比較評価をして、”良いものは売れる”
と考えがちですが、それではいけません。『プロダクトアウト発想』
(独りよがり)でなく、『相手の立場に立って考える』ことが必要。

■「素材メーカー ⇒ 部品メーカー ⇒ 完成品メーカー ⇒ 最終消費者
⇒ メンテナンス事業者」のうち、新素材導入に当たってどこまでを考え
ないといけないのか(デカップリング・ポイント)を見分けることが重要。
 - BtoCよりも、BtoBのほうが、「顧客経済性」を見ることが重要になる!
  ・ 消費者より企業のほうが合理的



■Kevlarが鳴かず飛ばずの間に、DuPontは膨大な投資をして
損失を出しました。タイヤ市場に対してこんな期待を抱いてしまった
のも、「大規模な工場で大量生産すればコストはどんどん下がる!」
という、規模型事業の経済性発想の罠にハマってしまったから。
 -結局は、既存の製造設備がそのまま使えた、「防弾チョッキ」の
素材としての市場が立ち上がった

2009年10月30日金曜日

2009年10月21日水曜日

FBを受けての反省

  • 本当に確実なことしかいっていない。一枚一枚で勝負しすぎている。もっと遊び(多面的な言い方・表現とか)があってよい。理解しやすくするように枝葉をどうつけるか、行間を読ませるのではなく、ちゃんと書く。
  • とりあえず、フォーマットに当てはめてみることで、積み重ねることが出来る。
  • スライド化と思考の構造化がマッチしていない。

2009年10月15日木曜日

自分の強み

すなおな、癖がないところかもしれない。

頭が均一
時に癖ない
踊りも癖ない
食べ方癖ない

2009年10月11日日曜日

ズタズタ

もう、ズタズタだ。

俺の強みはなんなんだろう。

頭のキレではない。
頭の柔軟性でもない。
実直さでもない。


敢えて言えば、「匂いを知れる」ことか?
すごく、ふわふわした、頼りない武器。

地力をつけなければ足元をすくわれる。

2009年10月5日月曜日

陳腐化してしまった言葉について・・・・

ケースが中盤になると、「当たり前」になってしまったことが増えてくる。
すぐ、「ユニークネス」「競争優位性」「ニーズがある」とか言ってしまうが、ふと、別の言葉で置き換えてみるという作業をしてみるとよい。

新たな視点で見れる。

これはなんでも一緒。外来語で言い換えている言葉は全て日本語で文章で言い換えてみる。
そうすると、含めるべき重要な要素が浮かび上がってくるのだ。

2009年9月15日火曜日

コーズリレーティッドマーケティング

<定義>
■ 収益の一部がNPOなどへの寄付を通し、社会的課題の解決に役立てるマーケティング活動のこと。

<背景>
■ CSRは、なかなか、企業がwinにならず、企業・消費者・社会の三方良しの状況にはならない
 ― ”従業員を解雇する状況で、何故、アフリカに寄付をするんだ!”

■ 代表取締役の下のCSR・コンプライアンス部ではなく、マーケティング部の中で、「売れる商品の開発行為」の一部として実施されるコーズリレーティッドマーケティング(CRM)が発達。
 - ”何故、インドネシア?何故、1000本の木を植える?”といった、費用対効果の算定が難しい、CSRの状況から、”いやいや、売れるためなんです”といえる。

<特徴>
■ 主に先進国で展開しているのは、成熟した市場のみ消費者が”情緒”に反応するため。

■ 安売りされるコモディティ商品に対して、期間限定で、行われることが多い
 - 1L for 10L 等

■ その商品と、活動がリンクしていることがポイント(ブランディングの一種)

■ どのようなコーズがCRM向きかは、結局は「消費者のアンテナ」に依存する。
 - 環境は、関心が高いけど、自分の行動を改めることで満足してしまう。
 - 子供は、CRM向きである
 - HIVを選ぶ企業は少ない。だからこそ、NPOは消費者を説得して、企業を振り向かせて行くべき。


2009年9月10日木曜日

ローソンはマツキヨと組んでなんかいいことあるのか(続き)

もう少し、ローソンとマツキヨについて考えました。


両者の提携の仕方の違いは、そもそもの業界でのポジショニングの違いに起因しているんじゃないかということです。


業界第一位のセブンイレブンは、これまでも王者の戦略をとってきました。
つまり、王者なので、これまでの勝ち方を崩さずに、シェアを維持していけばよいのです。
従って、「従来のコンビニ」という枠組みの中で、おそらく、「薬」も捉えていると思われ、垂直型の提携はするものの、「コンビニの強みともいえる小売機能は全て自前で揃える」という戦略と思います。



一方で、ローソンは業界第二位であり、あの手この手の「変わった(差別化)」戦略をとらざるをえなかった。(セブンと同じ戦略では、業界一位に負けてしまう)

社長も言っているように(http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/ed3c9118a4c6e3993b24e3997662c909/)

イノベーションを作らざるをえなかった。ナチュラルローソンとかいろいろやってますよね、確かに。

なので、マツキヨと組んだ理由としては、更なるイノベーションを作り出すために、「コンビニの強みともいえる小売機能に加え、クスリの販売に特化した小売ノウハウを取りこむ」という戦略をとったのではないかと思います。もしかしたらファーマシーローソンとか出来るかもしれないですね。


つまり、差別化を進めるためにも、マツキヨと組まざるを得なかったという仮説です。

2009年9月8日火曜日

知的複眼的思考 を読んで

■ 「問い」を立てるとき、どのくらい具体的な問題の中で「なぜ」を問うのかは重要。抽象化された、「概念」は、新しい現象の発見に寄与する。なぜなら、個別のケースの中で考えている限り、そのケースを越え出る問題の広がりに目が向かないため。
 - 今までは一緒にくくられていた事柄を新しい概念によって区別し、その違いを示す
   ・ ジェンダー
   ・ リストラ
    - 企業での人員の整理や配置換えといった現象は「合理化」という概念でくくられていた。しかし合理化の対象は、主に生産現場の労働者だった。それが、80年代以降、企業組織再編が管理部門にも及ぶようになり、ホワイトカラーの人員配置の変更という事態が生じた。このような新しい現象を、より広範な組織変化の中で生じている現象としてとらえるために「リストラ」という言葉が生まれた
 - ばらばらだったことがらに、新しい共通性を見つけてくくりなおす
   ・ セクハラ
   ・ ニート

■ よくわからないまま、抽象的な概念を使っていることがある。「構造」とか、「個性」とか「権力」とか。定義なしで、大きな意味を持つ言葉を使うと、概念が一人歩きしてしまい、思考をとめるマジックワード化する。これらを禁止することで、微妙な意味の違いに気づく。
 - 『』内は、「個性」を言い換えたものである。「画一的な校則の強制は、『生徒ひとりひとりが自分なりのよいと思っている特長』を伸ばすことを難しくする。」「校則などの集団内の規律も、『ひとりひとりが他のヒトとの違いを尊重しながら自分なりのよいところ』を伸ばして行くためには、重要だ」 の二つの文章で使われる「個性」の意味は微妙に異なるわけだ。
 - 個性とひとくくりにしてしまうと、それにきづかない

■ 概念の一人歩きをなくすためには、「○○化」として問題を捉える。プロセスを見るために、関係を見る。
 - 主語にすると、あたかもそれ自体を動かしがたい実体のようにみなしてしまうため、その影響を受ける立場に身をおいて考えるために述語で考える

■ 問い自体を捉えなおすことで、問題に意味を与えている文脈を見つけ出し、常識から一歩外に出ることが可能になる
 - 何故、それが問題なのか
 - 問題を立てることで、誰が得をするのか、誰が損をするのか
 - その問題が解けたら、どうなるのか

ソビエト帝国の崩壊 を読んで

<階層構造>
■ 共産主義においても、階級は存在した。
 - 生産手段を私有するかどうかで階級を分けるならば、ソ連には階級はなかった
 - しかし、威光/勢力/富 において、一般民衆より多くを享受するエリート階層(数学者、物理学者、技師、一部の政治家 等)は存在した。
  ・お金を持っていても、ものが買えるとは限らないソ連社会において、月給が高いということはあまり意味を為さない。エリート層は、別荘、マンション、リムジン、食料品などが現物給与されていた。さらに、「共産党貴族の店」という店で、行列をする必要もなく、安い値段で、どんな品物でも、いつでも手に入れることが出来た。

■ エリート階層が存在することを社会が「公認しない」ことで、エリート階層にはある種の後ろめたさが残り、責任の自覚を失わせ、ノブレス・オブリッジが生まれない。
 ― 英国貴族は、第二次世界大戦のとき、スピリットファイヤをかって圧倒的に優勢なメッサーシュミットに立ち向かった
 - 徳川時代において、”武士は、百姓町人とは根本的に違った人間であるという意識を叩き込まれたため、その差別意識こそが、倫理的に百姓町人よりはるか上でありつづける源泉となった

■ ソ連は、富・威光・勢力がエリート層に集まっており、革命がおきやすい状況にあった
 - 日本では富は町人に、威光は公家に、勢力は武士にあったため、一揆や打ちこわしがどんなに激しくおきても、幕藩体制はびくともしなかった

<経済構造>
■ 社会において、中心的な富の形態がある。
 - 中世封建の世の中においては、土地であった。土地を持っている人が富んだ人であって、全ての重要な派生的富は、土地によって作り出された。

 - 近代資本主義社会においては、商品であり、特にその交換価値が一般化された貨幣である。(商品には、使用価値と交換価値があり、交換価値が一般化されたものを貨幣と呼ぶ)

 - 社会主義においては、企業においては市場占有率、個人としては商品の嵩であった
   ・ 生産は社会化され、利潤をあげても私有化できないため、いかに国家から目をつけられるよう、規模を大きくするかがポイントだった
   ・ 貨幣が「平等」に配られる以上、貨幣にあまり価値はなく、必ずしも商品と交換できるわけではなくなってしまう。すると、「行列」があったら、とりあえず並ぶ。長い行列が出来ている以上、そこで打っているものは所有する価値があるものに違いない というマインドになる。ソ連では、人々はその商品が必要だから買うのではなく、ともかくも持つ価値があると思うから買うのである。
   ・ さらに、生産もノルマを引き上げないために、生産性が低いままになる。当然、客のニーズを聞く必要もない。従って、技術革新などは極めて起こりづらい。


<感想>
貨幣では買えないものが多ければ多いほど、純粋な資本主義とは離れていく。ホリエモンが言っていたように、意味の分からない、既得権者の意見によって、経済性理論が成り立たないならば、それはむしろ、共産主義に近いのかもしれない。

2009年9月7日月曜日

タブーと思考停止について

僕が小さいころ、その話をすると、親(主に母親)が嫌な顔をして、これ以上話すべきではないんだという気持ちになった話題がいくつか存在する。

・共産主義は悪いものだ
・宗教は出来るだけ、避けるべきだ
・戦争は悪いものだ

「何故、悪いものなのか」「その思考はいつ、どのような経緯で生まれたのか」「今後も、その思考が主流なのか」「世界的にも主流なのか」「反対意見の考えと、論点がかみ合っているか」といった、普通の話題であれば考えうる思考ができなくなる。

もっと怖いことは、「思考ができなくなる」ことが常態化してしまい、心の底からその結論を信じてしまう。

その結論が「真ではない」状況になったとき、その環境から逃げ出すか、気が狂うか、殻に閉じこもって真ではない状況を無視するかしてしまう。つまり、「ブラックスワン」が生まれやすい環境となってしまうわけだ。本当は、「ブラックスワン」ではなく、以前から兆候があったりするのにそれを見過ごしてしまうわけだ。

僕は、これからも、フラットな思考体系を出来るだけ崩したくない。そのためにも、さまざまな地域に行ったり、本を読むことで昔のヒトの考えを知ったりしたい。

2009年8月31日月曜日

資本主義のための革新 を読んで

<西洋における、資本主義が広がったトリガー>
■ 資本主義は、(1)労働、それ自身を尊重する (2)目的合理性を持つ (3)利子・利潤を倫理化するという精神を持つことである。これによって、貨幣が貨幣を呼ぶ仕組みが出来上がる。
 ・目的合理性とは、一義的に捉えられた目的にとって行為者自身が適合的と考える手段にもっぱら指向してなされる際、その特性を指す。その特性を持つためには、「何が適合的か」がわかる必要があり、それが「利潤が実際に計算できる」こと、すなわち「複式簿記の開発」につながる。

 ・元々、中世カトリック協会では「隣人の愛」に背くとして、利子を禁じていた。カルバンは「隣人たちがほんとうに必要としている、あるいは、手に入れたく思っているような財貨、それを生産して市場に出す。しかも正常価格で供給し、適正な利潤を手に入れることは、貪欲の罪どころではなくて倫理的に善い行いではないか。」とし、利子の合理化を図った。

<日本における、資本主義が広がったトリガー>
■ 古典派・マルクスらは、資本主義の特性としては、私有財産制と市場機構があるとされ、リカードらは、競争がゆきつけば利潤は0になるという血も涙もない結論を出している。シュンペーターは、そもそも競争があるのに何故、実際には利潤が消滅しないのかについて、革新(新結合;生産的緒力の結合の変更、(1)新しい財、新しい品質の財(2)新しい生産方法(3)新しい販路(4)新しい供給源(5)新しい組織)が起こるからだとしている。

■ この革新の担い手は、革新を生む企業者と、生産要素を旧用途から強制的に引き抜いて新用途に用いるために必要な資金を供給する銀行家が必要。
 - 企業者は、「役割」であって、「身分」ではない。革新が行われないようになると、ただの経営者となってしまう

■ 明治維新という大革命(法律、教育などの急激な改革)は、脱藩までして決死の覚悟で行動的禁欲(伝統や旧習にとらわれないで新しいものにあえて突進する冒険心あふれる心構え)を貫き通した勤王の志士が「企業家」の役割を果たしていたため、成功した。
 - 発端:欧米列強方針(資本主義国に対しては平等条約を結ぶ。一方で、まったく資本主義っけのない国とは条約を結ばない。前期的資本の段階である国には不平等条約を結ぶ。)に従い、岩倉使節団は「資本主義になる」ことを要請されたのだ。
   ・ 日本は外的要因に動かされ革命が起きたため、西洋諸国の革命と大きく異なっている。西洋では封建的支配階級を打倒するのはブルジョワジーであり、資本主義的支配階級を打倒するのはプロレタリアートである一方で、日本では「武士階級」を「武士階級」が打倒した
   
 - 治外法権の撤廃に向けて、「従来の伝統、現実の国民生活からまったく絶縁した」法律を急ピッチで整えた。
    ・ 新民法を作るために、フランスの有能な法律家ボアソナードを招聘した際、時の法務大臣である江藤新平は「フランス民法をそっくりそのまま翻訳してくれればいい」と答えたそうである
 - 戦前の教育は、勤勉なる労働を通じて資本主義の精神を体現した二宮金次郎を通じた、資本主義であった。

■ 下級武士への資本主義精神の育成には、朱子学が大きく影響している。
 - もともと戦国時代においては君臣の倫理は「なさけ」「ちぎり」などの情緒にもに依存しており、客観性をもちえず、どたんばで裏ぎるといったことがあった。家康は「君臣の義(乱心賊子が現れず革命をみないこと)」「華夷の弁」に重きをおく朱子学の浸透を試みた。
 - 山鹿素行「中朝事実」は、日本のみが「君臣の義」「華夷の弁」を守っている、まさに「中国(世界の中心)」であると説き、日本に誇りを持たせた。これが、武士道の規範化につながっていく
 - 崎門の学(山崎闇斎派)によって、封建時代から長くの間エトスの変換がなされていた


<シュンペーターが考える、資本主義の終焉>
■ 大会社時代の資本主義は、資本主義を形骸化させていき、社会主義への突き進めていく。
 - 革新そのものが日常化され、ビジネスはもはや冒険心をそそる魅力ある仕事ではなくなる。社会そのものが冒険心と決断新のある企業者をほとんど必要とせず、そのような資質のあるヒトはビジネスから顔を背けるようになる。つまり、革新の担い手が企業家から「官僚化された専門家」に代替されていく。
 - 目に見、手で触れられる現実感がなくなるにつれ、財産への愛着・魅力が薄れ、私有財産制度と契約の自由の制度が、形骸化する

■ 日本の教育制度は、維新後の日本で「階層構成原理」として作られたため、人物育成・社会化などの帰納を失ってしまい、面白くもない知識を詰め込むだけになってしまっている。これでは資本主義が死んでしまう。

ラマダン

先週ホームステイしていたユスフがちょうど、ラマダンの時期であった。

朝4:30~18:30までは水も飲めないとのこと。
でも、別に慣れれば大変じゃない、貧しいヒトの気持ち分かるから良いと言っていた。

で、朝3:00ころ、ゴソゴソと動き出し、前日に買いだめしてたパンとかを食べて、また8:30くらいまで寝ていた。朝6:00くらいだったら、丁度おきる時間だし良いのに・・・・・。

これでは、俺もおきてしまうZe。
異文化を微妙に体験できる良い機会だった。

モテキ を読んで

土曜日買った漫画、めちゃめちゃ面白い。


ちょっとしたあらすじ。

主人公は「藤本幸世」。すぐに辞められる、楽だという理由でバイトや派遣を続けてきて気がつけば30歳は目前に。これまでに女性と付き合ったことはなく、なかば諦めかけていた頃に3人の知人女性から同時に連絡が入った。これが噂に聞く“モテ期”かと舞い上がり、女性らの誘いに応じることに。藤本に明るい未来はやってくるのか?

で、何が面白いって、細かな心理描写/表現かな。

相手が自分のこと好きかなと思った女の子に、彼氏を紹介されそうになって・・・・
「おしゃれなカップル同士でフェスにくるやつ、全員絶滅しちゃえよおおお。」

好きでもない女の子と初体験をして、勝手に傷ついている主人公に向かって・・・・
「自分ばっか傷ついたみたいな顔してんじゃねぇよ」





ああ、このようにして、人間は浅い知識に飲み込まれる。

て、少し前、ミスユニバース日本代表の衣装が「ひどい」というニュースがあった。

「ミス・ユニバースの最新情報を伝える米サイト「ビューティーイン ページェンツ」は「世界中のファンは一様にポルノ女優のようだという反応を示した。イネス氏以外は、この衣装が優勝の機会を損なうと考え失望した」などと論評。動画投稿サイト「You Tube」にも批判コメントが相次いでいる。」

しかも、上記コメントのように、you tube、米サイト 等が批判していることを取り上げ、「世界中が日本の衣装をひどいと思っている」という、認識を感じるコメントが強調されていた。
僕もそう思って、思考停止していた。


でも・・・・・・
本当にひどいのか?

これを見ると、どうも、ミスユニバースの位置づけが「ただの美人コンテスト」でないことに気づくのだ。知性・感性が重視されるようだ。(http://ja.wikipedia.org/wiki/ミス・ユニバース)


日本の衣装を見て批判コメントを見てうーん微妙と思考停止していたものの、世界各国の衣装を見て、これらには地域特異な感性/グローバルな感性の高度な折り合いがメッセージとして含まれているなぁと思い、僕は非常に面白いと認識を改めたのだ。(これが果たして「美」なのかは知らないけど。)

2009年8月28日金曜日

ブラックスワン(上) を読んで

■ 世の中には「弱いランダム性があり、ベルカーブ型分布に事象が従っている、月並みの国」と「強いランダム性があり、事象はマンデルブロ的な「灰色の」白鳥(法則は分かるものの、長期的な未来の予測は難しい世界)か、まったく捕捉不能な黒い白鳥に従っている、果ての国」がある。

■ 原始的な環境では経過と結果が強く結びついていて、線形/プラトン的世界であり、「月並みの国」であったものの、文字が発明されて以降の、膨大な情報が飛び交い、統計的に複雑な現代は「果ての国」化しているといえる。

 - 吟遊詩人の時代には誰にでもお客はついた。しかし、文字が発明され、流通構造が発達することで、一部の作家だけが一人勝ちする「果ての国」化した

 - 一度に一人しか殺せない時代は、戦争は「月並みの国」のものであった。それが、大量破壊兵器が出来たことで、「果ての国」化した

 - 拡張可能性によって、あらゆるものを「果ての国」「月並みの国」に分けることが出来る
   ・ 身長、体重、カロリー摂取、自動車事故での死亡率、IQは月並みの国
   ・ グーグルでのヒット数、都市の人口、知っている単語それぞれの使用回数、惑星の大きさ、金融市場、商品価格、インフレ率は、果ての国


■ 黒い白鳥をより深刻なものにする要因:

 - 情報の集合の外にあって見えていないのに、帰納性に安住する
    ・1000日に渡ってえさをくれ続けたものの、1001日目に急に首を絞められてしまう七面鳥。七面鳥からすれば、「当然1001日目が来るはず」だと思ってしまっている。が、人間からすれば、感謝祭のために飼っていた。人間にとっては、黒い白鳥ではなく、予測可能なことなのだ。

 - 情報を手に入れているものの、処理される過程でつけられる講釈(事象の間で、関係性をつける)により、事実が歪んでしまう。
    ・もともと、物事の次元(コルモゴロフ複雑系)を落として頭に詰め込む(あるいは、既に知っている事象と関連付ける)のは人類の課題であるため、その行為自体が「実際よりも世界がたまたまではないと思い込ませてしまう」
    ・さらに、記憶は静的ではなく動的であり、事象を思い出すときは、前回その事象を思い出したときの形で思い出す。そして思い出すたびに事象の内容は変わっていく


 - さらにいうと、結果として生き延びたという、「物言わぬ証拠」がそれをさらに強めてしまう。起こったことに敬意を払い、起こるかも知らなかったことはそっちのけになる。
    ・サクセスストーリーは真に受けないほうがよい。全体像が見えていない(サクセスできなかったヒト)からだ。
    ・私たちが思い浮かべつ標準的な犯罪者像は、つかまるような間抜けな犯罪者に基づくものかもしれない。(すなわち、われわれは、犯罪者の全体像が見えていない。)
    ・911事件の三ヵ月後、飛行機に乗るのが怖くなって車まで移動するようになり、交通事故で亡くなった、1000人近いテロの物言わぬ犠牲者が亡くなったものの、その家族には何の支援もない
    ・ギャンブラーは、超人的に勝った後に、その理由を考える。はじめの集団の全員がいたところから計算しないといけない。


2009年8月26日水曜日

ローソンはマツキヨと組んでなんかいいことあるのか

ちょっと遅くなったけど、ローソンとマツキヨの提携について、彼らの製品構成からメリットを考えようと思います。

● 商品構成
ローソン:食品(弁当、カップラーメン 等)、日常品(菓子、シャンプー、サプリメント 等)、雑誌、予約サービス、代金引換サービス 等
マツキヨ:医薬品、日常品(菓子、シャンプー、サプリメント 等)

● 基本情報
ローソンの店舗数9527、売上1.5兆円
マツキヨの店舗数659、売上4000億円


さて、この提携の根底には、2009年の薬事法改正による、コンビニでのOTC薬品の販売が可能になることがあるのは、皆さんのご存知の通り。

実際、セブンイレブンは調剤薬局シェアトップのアインファーマシーズと提携している。
彼らの提携はわかりやすいんですよ。製品を卸す薬局と、流通チャネルのコンビニなので。
いわば、垂直型。商品開発で言えば、卸としては、消費者のニーズを吸い上げることが出来るし、チャネルとしてはPB商品等の開発で、製品差別化が可能となる。

一方で、ローソンとマツキヨは、チャネル同士の「水平、異業種型」なんです。
つまり、商品開発でのメリットなんて、研究資本の共有化による規模効果くらいしかないんですが、そんなに大きいと思えない。(なぜなら、双方ともチャネルなので、商品開発が占める付加価値は大きくない)

あとは、販売でのラインナップの拡充。
が、本当にあるんだろうか。
ローソンサイドとマツキヨサイドの双方から見てみる。

<ローソンサイドから>
ラインナップを見て分かるように、マツキヨと提携して得られる商品ラインナップの幅は、ほぼ医薬品に限られる。「ラインナップ拡充による市場拡大はあるか」「当該チャネルの競争優位性が発揮されるか」という論点で考える。


まず、市場拡大。
薬をコンビニに買いにいくシチュエーションとしてありそうなのは、「1.真夜中に調子が悪くなり、解熱剤
を買う」「2.立地が便利なところで、通りすがりに胃腸薬などを買う」といったニーズでしょうか。

まず、1のニーズが本当にあるかどうか。軽い解熱剤のようなものは「常備して買う」という購買パターンが染み付いており、これが簡単に覆るとは思えません。(念のため言っておくと、また、重い病気の薬(OTCではない)はコンビニでは売れません)一方で、2のニーズは一定あると思います。実際に、通りすがり客用の少量パックのクスリが最近販売されています。


次に、当該チャネルの競争優位性が発揮されるか。

では、2のニーズは、いつ/どのような場所で発生するのか。
通りすがりなので「朝8時(出勤)から夜20時」の間に、繁華街で・・・・というのがライクリーな気がします。

マツキヨは、朝10時から21時半くらいまでやってます。しかも繁華街にはある。
つまり、外出中にクスリがほしくなる、例えば「下痢止め」「キャベジン的なもの」「車酔い止め」がほしいところにはたいてい、ドラックストアがあるんじゃないでしょうか?


纏めると、ローソン(コンビニ)が医薬品を販売する場合、「立地が便利なところで、通りすがりに胃腸薬などを買う」ニーズに対応できるようになるものの、ドラックストア等に対して強力な競争優位性があるとはあまり考えにくい。(当然、急を要する下痢止めなどのニーズはあると思いますけど。)


<マツキヨサイドから>
さて、今度はマツキヨサイド。
まず、商品ラインナップだが・・・・
これも微妙。

ローソンが売りにしているのは、「弁当」「代金引換サービス」等、まさに利便性が売りのもの。
これらはマツキヨにはそぐわない。
マツキヨで購入されるのは、むしろ、買いだめ系のペットボトル飲料 等だからだ。


むしろ、双方が売っている、日常品(菓子、シャンプー、サプリメント 等)の調達共同化によるスケールメリットがポイントな気がする。

そもそもどちらが多いんだろう。。。。
ローソンはフランチャイズもあるだろうから、単純に売上では比較できないし。
店舗数で見ても、客数が大きく違うだろうからなぁ・・・・

でも、双方にとってかなりのメリットにはなると思いますね。
単純に購買量が倍になれば、代替サプライヤーをチラつかせれば材料費10~20%は減らせますよ。


ということでまったくまとまってないけど、纏め。
彼らが想定しているような「商品開発」「販売」面ではあまりシナジーがないのでは?
逆に、「調達」面ではシナジーがあるんじゃない?

2009年8月25日火曜日

誰のためのデザイン? を読んで:ラブホテルの蛇口

誰のためのデザインを読んで、最近あったことを想起してみる。

良いデザインの定義として、

● 可視性
 - 装置の状態と、どんな行為を行うべきかが目に見える
● 良い概念モデル
 - 一貫的、かつ 整合的なシステムイメージを想起させるものがよい
● よい対応付け
 - 行為と結果、操作とその効果、システムと目に見えるものの間の対応関係
● フィードバック
 - 行為の結果に関するフィードバック


が必要といっている。

で、概念モデルは少し難しいので、よい対応付けの例をひとつ。
良い対応付けを行う際に、「アフォーダンス(記憶・知識から、思わずそうしてしまう)」「制約」が効果的という。制約とは、物理的・文化的・意味的・論理的の四つがあり、レゴの例が面白い。

■ オートバイと乗り手のおもちゃである、13部品からなるレゴは完成品を見ずとも、誰もが完成できる
 - 大きな突起は小さな穴に差し込めない、一定の向きしか取り付けられない等、物理的な制約によって
 - オートバイの乗り手は後ろ向きにはのらない、風よけの役目は乗り手の顔を風から守ることであるので乗り手の前にあるはず 等の状況や外界に関する知識に依存する、意味的な制約によって

 - 赤いライトは普通停止灯と決められているので、後部に、白色ライトはヘッドライトであるのが普通といった、文化的な制約によって

 - そして、残った部品がひとつで、はめられる場所もひとつなので、ここしかないといった、論理的制約によって


さて、ようやく本題。
この前行った、ラブホテルの蛇口。お湯を出すのに苦労してしまった。
というのも、円柱状の蛇口をひねるしかないと思うのだが、右のほうに(shower)、左のほうに(下からジャーって出る蛇口を端的に表す言葉)、正面に(stop)となっており、現在はstopが正面にある。

ああ、これをshowerのほうにひねるのかと思い、showerを正面にしてみる。

・・・・・・・が出ない。

あれ?もう一度、stopにしてみる。showerを正面にしてみる。あるいは左に回してみる 等を繰り返す。
んーー、もしや、これは「水が出る場所の切り替え」だけであって、水量の調整は他にあるのではないか・・・・?と気づく。
ボタンのようなものや、他にひねれるものを探すがない・・・・

俺は・・・・・何をやっているんだろう。仮にも考えることが仕事のコンサルなのに。。。。。。。。
一緒に来た子に聞くとあっさり、「右にたくさん回すだけだよ」とのこと。
ほう、つまり、showerを超えて、もっと右にまわすのだ。


これは、非常に悪いデザイン。
であれば、水が出るところに、「shower」と記述すればよいではないか。
showerにしても、何も変化がないとフィードバックもできない、すると、「場所の切り替えだけではないか」
という、概念モデルの変更までしてしまったではないか!!!

でも、さらに気づく。
こういうのにすぐ気づくヒトと気づかないヒトって何が違うんだろう。

固定観念?
思考のバリエーションが少ない?

いずれにせよ、コンサル失格?!




銀座、ステーキ

http://r.tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002537/

渋い。男連れでもOKな感じ。


2009年8月24日月曜日

誰のためのデザイン? を読んで:郵便番号のデザイン

郵便番号のデザインっていけてないよなぁと思う。

僕は錦糸町に3月から住んでいる。
何回、郵便番号検索をしたことか。7桁になって格段に覚えにくくなったのだ。

郵便番号の由来としては・・・・・・

郵便番号制定当時、郵便は鉄道で運んだので、東京都千代田区千代田(=皇居、外苑)を100-0001を出発点にして路線沿いに、東京→関東→東海→関西→中国→四国→九州→北陸→東北→北海道の順に割り当てられたらしい。そして、1998年に、6桁あるいは7桁になり、番地まで指定できるような仕組みとなった。


さて、「何故、地理的に近い番号を隣り合わせにする(地理的な近さと、10進法上の番号の近さを対応させる)必要があるのか」という疑問がある。

こんな答えが返ってくるかもしれない。

『昔は、人間が振り分けていたので、「100番台」「200番台」・・・・と振り分けてから、それを「110番台」「120番台」と振り分ける。110番台が全て近隣であれば、110番台のはがきをひとまとめにして配達人が持っていくことができる。』


ただ、現在は、郵便局においては7桁を機械で判別している。98%の精度らしい。(現在でもお正月のバイトでは人間が振り分けをしているから、地理的な近さと番号の対応関係は必要という議論もあるかもしれないが・・・・。これってなんでなんでしょう。)したがって、現在は必ずしも、地理的な近さと番号を対応させなくても良いということになる。


そうすると、いっそのこと、ユーザ視点に立って、無理に「番号」でなくても良い気がする。たとえば、「県の上5文字のアルファベット」+「市の上5文字のアルファベット」を、所定の場所に記述する 等

96時間 を見たZe

昨日から一週間、また泊まることになったユスフ(ナイジェリア人)。

彼と96時間という映画を見に行った。
映画の予告編でよく流れていたから、前からちょっと気になっていた。
「I don't know who you are, I don't know what you want.」のせりふが妙に残るんだよね。

17歳の娘がkidneyされて、それを元SP(?)の父親が助けにいくストーリー。
展開は結構単調。ようは、父親無敵。

kidneyされて、金持ちに売られる少女は実在する。
それに警察・政府も関わってることもある。

それが許せないというユスフ。


俺は、少し違う。
もちろん、許せないことは許せないが、警察・政府はどうして「見てみぬ振り/場合によっては、関与」をせざるを得ないのか。

それは、kidneyに関与するグループは世界中にはびこっており、根絶するには、他の犯罪に割り振るリソースを切り詰めて、膨大な時間、労力、金、掛かってしまう。
もしかしたらそこまでかけても無理かもしれない。

それを・・・・・市民が許すかという問題だと思う。

「明日から、税金が倍になります。あなたに娘が出来た場合、彼女がもし外国に一人で行っても安全に戻ってこれるように、kidneyに関与するようなマフィアを根絶する費用だからです」

といわれても、

「いやいや、娘いないし」
「娘いるけど、外国に一人でいかせない」
「外国に一人で行っても、つかまるような危険なところにはいくような馬鹿ではない」


など、理由をつけるのではないか?
そして、どこか、kidneyがおきてしまったことについては「もしかしたら、その子にも問題があったんじゃない?」と思ってしまうのでは?


「おきることを想定する」ことと、「おきてしまった」とでは、天と地ほどに違うのだ。
どこまで、他人のことを自分のことのようにイメージできるか・・・・だと思う。これは、なかなか人類全員には分かってもらえない気がする。

なので・・・・・・現状では、自衛するしかないのだ。。。


2009年8月21日金曜日

表参道、えびす堂

青山 えびす堂


んー、どうだろう。
4人くらいで飲むには良いのかもしれない。

食べ物は美味しかったが、少しうるさかった。

2009年8月20日木曜日

バフェットの教訓 を読んで

投資・ビジネスについて。
  • 株はビジネスの細片とみなすべきだ
  • 成長に大量の資本を必要とするビジネスと成長に資本を必要としないビジネスとでは天と地ほどの差が存在する
  • 愚か者でも経営できるビジネスに投資しなさい。なぜならいつか必ず愚かな経営者が現れるから
  • 予測が教えてくれるのは、未来のことではなく、むしろ予測者のことである。
  • 最初のうち、株価を左右するのはファンダメンタルズだが、ある時点を境に、投機が株価を左右するようになる。古いことわざにあるとおり、「賢者が最初にやることを愚者は最後にやる」わけだ
  • わたしは事業家であるがゆえに、より良い投資を行うことができ、わたしは投資家であるがゆえに、より良い事業を行うことができる
生き方について。
  • 独力で考えることを心がけなさい。いつも見ていて不思議に感じるのはIQが高い連中が見境なく人まねをしている姿だ。わたしの場合、他人と話していて良いアイデアが浮かんだことなど一度もない
  • 誰かを雇おうとするときには、誠実さ、知力、実行力という三つの資質に注目するとよい。中でも一番重要なのは、誠実さである。なぜなら不誠実な従業員を雇った場合、知力と実行力はあなたを窮地に陥れるからだ。
  • 自分の望む仕事をはじめるべき潮時が訪れたなら、逃してはならない。好きな仕事に就いていれば、あなたは毎朝うきうきとベットから起き出せるようになる。履歴書の見栄えをよくするために好きでもない仕事を続けるというのは、わたしに言わせれば愚の骨頂である。たとえるなら、老後に精力を残しておきたいから、若いころにセックスを我慢するようなものだ。
  • わたしは自分のミスを説明できるようになりたい。成功と失敗の両方説明できるということは、自分の行動を100%理解している証だからだ。
  • われわれが歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。

2009年8月19日水曜日

催眠を商売に出来ないか

昨日、ブザービートを見て、運動したくなり、いてもたってもいられなくなって、ランニングをしました。

まぁ、ランニングは最近やろうとしていることなので、「あまりに突拍子がない」というほどではないですが、かなり影響をうけやすいタイプのようです。

そこで、思ったのですが・・・・・・・


催眠(強い思い込み)を商売に出来ないだろうか?


何でも三日坊主で終わってしまうヒトへに対して、現状でのアドバイスは

・目標への強い意識を持つ
・そして、マイルストーン(小目標)を作ち、小さな成功体験を味わう
・それをしばらく続けると、習慣化できる

みたいなことだと思います。押しなべて言うと。

ただ、どうしても三日坊主で終わってしまう場合、小目標達成に対する報酬を次第に少なく感じてしまうからだと思います。(達成の喜びを何回も味わっていると慣れてしまう 等)


報酬を感じる神経系を毎回リフレッシュできたり、あるいは根本から強化するような、もっとひらたくいうと、ある程度持続する催眠術を施術することは商売になるきがします。

よく考えると、ダイエット食品などは、成功者の経験談がいかに納得感があるかが売れるポイントになっていることを考えると、既に自己催眠的要素が含まれた商品といえるでしょう。

そこをもう少し強化できないかなぁ・・・・。二日に一回、術士に術をかけてもらいながらクッキーを食べることで、経営者としての自信がつく とか。


当然、ノウハウが流出しやすいので、術士の囲い込みとカウンセリング室をある地域に密度たかく作ってしまうことがポイントかな。

2009年8月17日月曜日

史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール を読んで


■ (メインの論理)企業が永続的競争優位性を持っている場合、利益が大きく成長するだけでなく、利益の成長が予測可能になるため、その企業の株は右肩上がりでふくらむ利子付きの「エクイティ・ボンド」も同然である。

■ (投資方法)したがって、そのような「スーパースター企業」に「長期投資」をしていく。
 - 大不況からの回復力のみにフォーカスしたグレアムのような視点ではない

■ スーパースター企業とは:
 - 売上原価は少ないほうが良い
   ・ 価格設定の自由度があるから
 - 販管費に含まれる、研究開発、設備投資 あるいは債務利払等の経費は一貫して少ないほうが良い
   ・ 多額の研究開発/設備投資を行わなければいけないこと自体、過酷な競争に晒されている証拠
 - たな卸し資産に急激な増減がある企業は要注意である。
   ・ たな卸し資産が「時代遅れ」にならないこと自体が、永続的な優位性の証左となる
 - 売掛金が少ない企業ほど、良い
   ・ 競争優位性があるからこそ、取引条件を妥協することがない
 - 流動比率では判断がつかない
   ・ 流動資産が少ないとしても、高額な配当や自社株買いに割り振っている可能性があり、流動比率では競争優位性の判断はつかない
   ・ むしろ、収益力に自信があるからこそ、流動比率を下げている
 - 内部留保・自己株式の増加はよい
   ・ 配当より自社株買いを続けているほうが良い
     - 自社株を買い占めることで、発行済株式総数が目減りし、したがって一株あたり利益が増える。したがって、長期的には更なる利益を生みやすい。
 - 株式資本利益率(純利益÷純資産)が高いことが良い
   ・ 自己株式調整済み負債比率は0.8以下がよい
   ・ 純利益が右肩上がりかどうかが重要
 - あまりに高い総資産利益率(ROA)は競争優位性の脆弱性を表している
   ・ 必要な資産が少ないということは、業界への参入コストが低いことを意味している。

2009年8月14日金曜日

ハイブリットの秘密☆

面白い事実を教えていただいたので。

GMのVOLTSは、100km/lの脅威の燃費。


これは非常に痛すぎるからくりがある。
まず、VOLTSは、プラグインハイブリットである。

プリウスのような電気自動車は、外部エネルギー源はあくまでガソリン。走行中にエンジンやブレーキを使って走行時のエネルギー回生(走行エネルギーからの充電)を行っている。

一方で、プラグインハイブリットは家庭用電源から直接、電気を充電できる。
とするとだ、フル充電で40マイル(64Km)走れるので、ここまではガソリンを消費しないというわけ。なのでここまでは燃費が無限大ということになる。

つまり、走行距離を何kmとするかで、プラグインハイブリットは燃費が変わってしまう。
これが非常に重要。

さて、走行距離をDとして、実際のハイブリッドの燃費をeとする。すると、実用燃費Wは以下の式で表すことができる。
W=D/((D-64)/e)

さきほど述べたように、当然Dが小さいと燃費が馬鹿よくなるようになる。(Dが64以下のときは無限として。)

ここで、走行パターンとして1日片道50マイル、往復100マイル走るとして、家で充電し、会社についたらそこでまた充電するということを考える。こういう仮定なら、ハイブリッドの燃費が20Km/lだと、実用燃費が100Km/lになる。

あー、実は20km/lなんだ・・・・
とすると、初代プリウス28km/lに負けるじゃんw

2009年8月13日木曜日

ぼんやり・・・・・10年後

MOT(技術経営)が俺の専攻にぴったりではないか・・・・

携帯電話事業のトレンド

■ 携帯電話に関わるビジネスドメイン(バリューチェーン)は、
端末 ⇒ ネットワーク ⇒ プラットフォーム ⇒ アプリケーション
と、一般的に定義される。

■ 日本の携帯市場が「ガラパゴス化」したと言われている所以
  
  - 携帯電話がまだ市場にないころ、端末メーカーは「どれくらいの資金を」「どのような機能に」掛けてよいか不安だった。
     ・ キョーセラにしろ、富士通にしろ、大手メーカーの一部門である以上、あまり先行投資できる資金力もない

  - したがって、「土管屋(つまり、電話網だけが資本)」であるDocomoをはじめとする携帯キャリア企業が、R&D機能を持ち、そして初回ロットを引き取り、在庫リスクも持った(なにより、品切れを恐れた)。それによって、新規市場の立ち上げを加速化することに成功した。

  - そのような背景から、キャリア主導の端末開発が進む。ビジネスドメイン(バリューチェーン)で言えば、「下流領域」を一部食っている状況。

  - 販売方法も、キャリア主導で決める。販売代理店からユーザーに渡るときの「機器代金」は割安にする販売方法である。(ソフトバンクが0円 とかやったやつ)
    ・ 事業経済性の観点から、ランニング型収益構造ビジネスであることは明白であったので、機器を安く売っても収益が出ると考えられたから
      - 通信費用を1ヶ月1万円として、5年間キャリアを替えないとすると60万円の買い物になる

    ・ また、固定費型ビジネス(ネットワークを引いてしまえば、あとはそれを利用する人数でほぼ収益が決まる)であるため、顧客数が重要であった

    ・ 事業ステージの観点から、競合に負けない新規顧客の囲い込みが非常に重要なビジネスであった
      - スイッチングコストが高い
    ・ 「無形」「高価」なものを販売するビジネス特性、かつ新規サービスであることから、初期費用を下げるのは消費者にとって心理的な意味でハードルを下げる

    ・ 加えて、客が客を呼ぶ「外部ネットワーク性」も重要であった

■ その構造が変遷する所以
    ・ 端末/プラットフォームで強みを持つ、iphoneが出てきた
       - ipodで培った「携帯物」に付与される明確なブランドイメージ
       - 洗練された使い勝手を持つ端末
       - オープンソースでのアプリ開発を可能とするプラットフォーム
         ・ 確かに、i-modeも「言語統一」「決済手段の確立」等、当時としては先進的なプラットフォームを作ったものの、オープン度合いがiphoneのほうが強い??(UNIXベース VS JAVA script)

    ・ 実際、iphoneが日本進出した際、softbankに「通信料の10%よこせ」といったくらい。結局、どういう契約形態になったかは不明だが、softbankは相当譲歩したのではないか
       - 言ってみれば、ビジネスドメインの「本丸」を攻め込まれた状態

 ・ Docomoも、プラットフォームで強みを持つグーグルと組む/アプリを自分で作る(携帯に文字が出るやつ)等、領域をさらに広げようとしている

    ・ そろそろ、日本の「垂直統合型」ビジネスが通用しなくなり、個々のビジネスドメインで強いプレイヤーによる「水平分業型」に移行する流れが続いている 
       - 端末に強いi phone、プラットフォームに強いgoogle 等 

2009年8月11日火曜日

VRIO分析

保有している経営資源が「競争優位性の源泉」となり続けられるかを、分析する枠組み。

■ 「V」alue
 - 顧客にとって価値があり、

■ 「R」arity
 - 希少性があり

■ 「I」mitability
 - 模倣が困難であり

■ 「O」rganization
 - かつ、それが有効に組織化されている。(つまり、根付いている。陳腐化しないという意味)

これって、結局は、3Cだね。顧客にとって価値があり(V)、競合に対して競争優位性を保ち続けられる(RIO)それを、技術/製品の側面から見てるのか。

2009年8月10日月曜日

痴人の愛 を読んで

■ 28歳の譲二は、15歳のナオミをカフェで見つけて、自分で育てていこうと考える。
 - 日本人らしくない名前、日本人らしくない肌の白さ・顔立ちに、「西洋人ふぇち」の譲二がほれてしまったため

■ ナオミが育っていくにつれて、彼女の贅沢ぶり・男遊びに振り回されるようになる

■ 振り回されるのをわかっていながら「可愛いやつめ」と振り回されていたつもりが、いつの間にか心の余裕がなくなっていることに気づく。

■ いよいよ、ナオミがいなくなってから錯乱状態に。


この文学のことを、巷では、「マゾ文学」と呼んでいる。
マゾとサドのループ。「支配したと思っているナオミは愛らしい」「・・・・と思ってる譲二、馬鹿め」「・・・・と思っている・・・・・」

最後の馬乗りの部分がすごく、よい。
ナオミも、余裕なんてなかったんじゃないかな。譲二が思ってるほど、わけのわからないやつではないと思う。ただ、譲二のほうが晒しすぎただけ。

2009年8月4日火曜日

渋谷 ワインバー

ワインバー シノワ


天井が高い。
ちょっと、日本とフランスのどっちテイスト?! な感じで、内装はあまり好きではない。
料理はうまいし、CPは良い

2009年7月29日水曜日

「1秒!」で財務諸表を読む方法:なぜ、外資ファンドは自己資金比率が高い会社を狙うのか?

■ 外資ファンドが狙うのは、ROEが低く、自己資本比率が高い会社である。
 - 借入してもある程度の安定性が担保できるため、LBO(借入金を利用した買収)を採用しやすくなる
   ・ 投資家からの資金より、借入金を利用したほうが、ファンドの取り分が多くなる
     ・ 利回りとは、利益/投資家からの資金であるため、借入金の比率が高いほど、利回りは高くなる
     ・ 通常、ある一定の利回りまでは投資家が総取り、ある一定の利回りを超えると、その中のXX%をファンドが取るという仕組みを取っており、利回りが多くなる程、ファンドの取り分が増える構造である
   


「1秒!」で財務諸表を読む方法:なぜ、タクシーは増え続けるのか

■ 財務会計においては直接原価計算方式を取っている

直接原価計算方式とは、
 - 売れた分の製品の原価しか、PL上反映されない
   ・ 売れなかった分は、棚卸資産として計上される
 - 従って、たくさん作って一個当たりの固定費負担を減らしたほうが、PL上「よく見える(≒儲かる)」


■ 直接原価計算方式を取っていることを鑑みると、タクシー業界においては、兎に角台数を増やす方向にインセンティブが働きがちである

 - タクシー業界においては、変動費:運転手人件費・燃料費、固定費:本社人件費、事務所費用、車償却費 と考えることが出来る

 - 直接原価計算方式で考えると、とりあえず台数を増やすほうが、固定費負担は減るためPL上は「よく見える」
   ・ 少なくとも本社人件費、事務所費用の固定費負担は減る
   ・ 車償却費も、台数増加による仕入価格ディスカウントが見込まれるため、負担は減る可能性が高い

 - 変動費扱いのタクシー運転手は溜まったものじゃないが・・・・




2009年7月28日火曜日

PWLS

パラレルワールドラブストーリー
★★★★★


間違いなく、5つ星。
勝手に4文字に略してみる。

「麻由子」が親友の恋人である章、そして、主人公の恋人である章。
二つの世界のどちらが「夢」「現実」なのか。

途中までは秀逸。
とくに、居酒屋で見つけた、「夢での出来事」
あれは、やはり現実だったのだ。
だとしたら・・・・なぜ、みな僕をだまそうとするのか。

そして、読み終わると、序章が最も美しいことに気づく。
最後はちょっといただけないからだ。

僕は山手線、「麻由子」は向かいの京浜東北線。
線路をはさんで、僕は一目ぼれする。
そして、学生最後の日、勇気をだして、京浜東北線に乗り込む。
でも彼女は居ない。
ふと、並行して走る山手線を見ると・・・



記憶は、結局は、ストックではなく、フローなんだ。
改変もされるし風化もする。
でも、だからこそ、よいと思う。
何度も思い出して決して忘れないようにする、モチベーションになるから。

2009年7月20日月曜日

24時間リレーマラソン、不器用な月曜日

一昨日、昨日は24時間リレーマラソンをやってきた。
1チーム最大12人で、24時間を走りきるというもの。コニカミノルタ主催の列記とした競技である・・・。

うちのチームは当初は11人。ドタキャンが思ったより少なく、10人での参加となった。
参加して思ったが、これ、結構戦略が必要なんですよ。きっと。

まず、
■ 何周単位で回るか
ということ。ある公園で大会をやっているんですが、一周1.5kmなんです。で、これを何周交替で走るか・・・。ということ。当然、1周交替が原理的には最も速いはずですが、永遠に続くインターバル走をやっているようなもので、いかんせん辛い。つまり、全力ダッシュを30mして1分休む・・・を、10回繰り返すのと、300mを走るののどちらが辛いかということです。


■ 夜シフトをどうするか
これも問題です。夜はやっぱり眠い。まとまった休みを取るためには、2、3チームに分けて時間交替にしたほうがよい。


両方とも、脆くも崩れたって感じですねw
まず、何周交替か・・・・なんですが、結局1周交替になったものの、最後はヘトヘトでジョギングのようになってましたw つまり、ゆっくり30m走るを繰り返してた感じですね。

次に夜シフト・・・
これは、きつかった。足が痛くなって寝たヒトは起きてもより足が痛くなってるわけで、「寝ることで、逆に戦力外になってしまう」というジレンマが・・・・・。結局、走れる奴は最後まで残るか・・・ということになり、3時半から終了の10時まで、ずーーっと長いインターバルではありながらシフトを廻してました。w


でも、最後はなんだかOne for all的な雰囲気になって、GREEENの曲も流れ、無駄に感動で皆で肩を組みながらゴールという顛末になりました。

いやぁ、楽しかった!


という美しい結末では、終わらない。
次の日。
■ 横断歩道で老婆に抜かれる。
■ リアルに痙攣する
■ 歩道橋が悪魔に見える。

本当にきついのは最後。帰るまでが遠足。
でも諦めたら・・・試合終了だよ!

会社はこれからどうなるのか を読んで

非常に面白かったので、メモを残すことにする。

基本的な構造は、

■ 会社とは?をめぐるこれまでの学説「法人名目説」と「法人実在説」の基本的な構造。特に、法人名目説的なアメリカと法人実在説的な日本の対比。

■ 「金融革命」「グローバル化」「IT革命」等、規模の大きい工場さえ作れば儲かっていた産業資本主義から、情報/知識の差異性を基とするポスト産業資本主義へのシフトという環境変化

■ 上記の会社論が、環境変化を受けてどのように変遷しつつあるかを述べる

という3部構成と考えている。

ということで、この3部構成にしたがって、面白かった部分を抜粋する。(決して、それを全て読んでも本のあらすじにはならないと思うが。)

1.法人の基本構造

■ 法人とは
共同企業(複数のヒトがオーナー)が外部の個人や企業と結ぶ契約関係を簡素化するために導入された法律上の仕組み。ヨーロッパ中世の地方自治体においても「市民一同(法人)」の権利として、領主との契約を結んだ。
 ・・・・ オーナーの誰かがしんでも契約が続く。


■ 


2.環境変化

■ 金融革命とは、1980年代に、金融制度の自由化(エクイティファイナンスの発達)と金融技術の発達(デリバティブ市場の発達)によって十分な信用さえあればだれもが自分の必要に応じて低い利子率で資金を自由に調達できるようになったことを指す。それが、日本の場合はバブルおあれだけ酷くしたとも言える。

基本的構造は、

ナンバーワンの首都である東京は、世界の金融セクターの首都にもなり、全世界から大挙して金融機関がやってくる!と日本人が思った→

投機的な土地の買いあさりを始めた→

大企業は好景気でお金を借りる必要がなくなってきて、銀行は中小企業への融資をせざるを得なくなった。どんな中小企業に融資すればいいかのノウハウもないので、とりあえず「土地さえ担保にしてくれれば貸すよー」という、土地神話をすっかり信じた融資をしてしまった。→

バブルがバブルを生む結果となってしまった。


続く。

2009年7月17日金曜日

川下統合

シスコの戦略についてのディスカッション議事。

彼らは、「レタス」「ピーマン」等をレストランに供給する卸業者。
彼らは、無料でのレストラン経営コンサルタントサービス(コストコントロール、顧客獲得 等)を始めた。
それによって、(その魅力的サービスを受けられるなら・・・・と、他の卸に変えるインセンティブが少なくなり、)すなわちスイッチングコストが高まる。

というもの。

さて、大規模化することで、モノ・カネ・情報を集めてきた卸業者が、ある種の分散事業であるコンサルサービスを始めることがうまくいくのか・・・・・否か。


構造的な要因として、「レストラン経営がうまくいっていない顧客(結果として、シスコへの材料購入額も少ない)」への過剰サービスになりやすい特性を持ち、それは経営がうまくいっている顧客(結果として、シスコへの材料購入額も多い、優良顧客)への不満を募らせる結果となる。
 -その分、材料を安くしてくれ!となる
どこで、サービス多様化/高度化をやめるか・・・・の見極めこそ、重要になるわけだ。


ちなみに、TIPSとして、消費者金融の金利は、お金をちゃんと皆が返せば、半分になるとのこと。
これも、お金をちゃんと払わないヒトのために、まじめな客がコストを支払ってることになる。


2009年7月12日日曜日

ノウイング

★★☆☆☆


せっかく、レイトショーで見たんだけど・・・・・・

序盤は良かった。謎解きとかがハラハラする。
で、あとはCGだね。良かったのは。


飛行機が墜落するシーンとか、地下鉄がぶっ壊れるシーンとかは秀逸。
でも、映画の中身は・・・・・・・・・。
途中から話が見えててなんとも言えませんw

2009年7月10日金曜日

合名会社・合資会社

合名会社とは、株主が全員会社の借金に対して無限責任を負っている。
合資会社とは、無限責任の社員と有限責任の社員が混在している。

明治時代、会社制度を法的に整備するときに、三井財閥の事情に合わせたのが合名会社、三菱財閥の事情に合わせたのが合資会社と言われている。TIPSだよ!!

さて、法人格があるのに、なぜ「無限責任」が成り立つのか?
それは、資本金が小さな会社の場合、信用力を高めるために、会社の借金に対して経営者個人が自分の資産を担保に差し出していると考えるとわかりやすい。

特許が面白い

Intellectual venturesという会社が面白い。

技術や特許の「保有者」と「利用者」をマッチングさせる、特許のスーパーマーケット業と言ってよい。
これまで、特許は自前主義。技術が複雑化している現代では、数千にも及ぶ特許を取得しないと新商品を作れない。自由にライセンスを取引する文化はなく、譲歩策としての「クロスライセンス(メーカー同士が互いに使用したい特許を物々交換する)」しかなかった。

IV社は、特許のパッケージを取り揃え、利用者が利用しやすいようにする。また、面白いのは、「ニーズのある技術開発を社外の企業や大学などに依頼」していることだ。現状の分析と課題、望ましいと考えられる課題解決の方法、プログラムに参加した場合の報奨金等が書かれたRequest For Inventionを技術者に発行。また、これは新鮮さを保つために3ヶ月の寿命に限定している。これが、案外、技術者の心をくすぐるらしい。

2009年7月6日月曜日

2009年6月28日日曜日

愛を読むひと

★★★★☆

あらすじ

1958年のドイツ。15歳のマイケルは21歳年上のハンナとの初めての情事にのめり込む。ハンナの部屋に足繁く通い、請われるままに始めた本の朗読によって、2人の時間はいっそう濃密なものになるが、ある日、ハンナは忽然と姿を消す。1966年、大学で法律を学ぶマイケルは傍聴した法廷の被告席にハンナを見つける。裁判に通ううちに彼女が必死に隠し通してきた秘密にようやく気づき、衝撃を受けるのだった。

与えられた職務を全うした1人の女性。決して許されない罪を犯したのだとしても、彼女は彼女のなすべきことをしたのだ。本作の主題はホロコーストの追及や、禁断の愛を描くことではない。そのとき、もしハンナあるいはマイケルの立場だったら何が出来たかを、観る者ひとりひとりに問う人間性についての映画なのだ。原作はベルンハルト・シュリンクの世界的ベストセラー「朗読者」。念願のアカデミー賞主演女優賞に輝いたケイト・ウインスレットによって、弁解を一切しない孤高の女性ハンナの人物像が小説よりも明確に浮かび上がる。相手役の新人デヴィッド・クロスも好演。監督は『リトル・ダンサー』の名匠スティーヴン・ダルドリー。

-----------------------------------------------------------------------------------------------

■ ハンナが突如として、いなくなったことで、その後の人間関係の築き方がわからなくなってしまったマイケル。

■ マイケルはハンナが「文字を読めない・かけない」ことに気づく。ハンナはそれを法廷で明らかにすれば、無罪になるにも関わらず、それを隠す。マイケルは、自分がそれをしゃべってしまうことで「ハンナの無罪」を勝ち取ることはできても何かを失うのではないか・・・・と考える。(つまり、ハンナが隠していることを自分がしゃべることは出来ないと考えた。)

■ 結局有罪になったハンナ。そのハンナにマイケルはテープを送り続ける。そして釈放の日が近づき、面会しに行く。このとき、ハンナが手を握ろうとしたのに、マイケルはすぐ手を引っ込めた・・・・・。まぁ、このとき、ハンナは70近く。その気持ちはわからんでもないけど・・・・。マイケルはハンナに就職先と住む場所を約束する。

マイケルの中で、ハンナの存在が変わっていくのが良い。





2009年6月13日土曜日

くえっしょねあで大苦戦

お客さんにヒアリングをするとき、クエッショネアを用意するのだが、今回それで大苦戦・・・・

「質問の流れが出来ていない。」
「質問はオープンではなく、ある程度答えを想定して、オプション出し」
「言葉がわかりづらい、専門用語」

うーーーん、気をつけてはいたところなんだけど全く出来ていないと。
とくにマネージメント層だと、事業個別のことをどれだけ聞くか・・・・・ということも重要。

  • 過去の経緯
  • 現在の状況
  • 今後の取り組み
という大枠の「あなたたちは過去から未来に向かってどうしたいの?」がある。

現在の状況でいうと、
  • ビジネスの構造(営業対象は誰/購買決定要素/アプローチ方法/収益モデル(どのような稼ぎ方をしているか))
  • 意識している競合と貴社の強み弱み
  • 近年の貴社を取り巻く環境変化が与える影響


今後の取り組みでいうと、
  • 市場動向の変化(将来性/懸念点)
  • その中で貴社が取り組んでいることは何か

という感じか。うーーーげ。もう。。。。




2009年6月12日金曜日

負けた

■ そもそも市場はあるの?
 -ターゲットってどこよ
 -こんごどうなのよ
■ そこで勝てるの?
 -顧客は何で選んでるの?
 -競合って何の能力を持ってるの?



2009年6月9日火曜日

オズボーンのチェックリスト

発想の原点らしい。

http://www.h2.dion.ne.jp/~ppnet/prod0831.htm


匂いつきのグラビアってどうだろう。
キャバクラの広告とか。
「あ、本と同じ香水つけてる!」みたいな。

2009年6月8日月曜日

企業変革力を読んで。

リーダーシップとマネジメントの違い・・・・ビジョン(将来のあるべき姿についての納得しやすい力強い声明)と、戦略(それがいかに達成し得るかという論理)がリーダーシップ機能であり、計画(戦略を実行していくための具体的行動とスケジュール)と予算(計画を経費予測とゴールによって明示する)がマネジメント機能である。さらに、短期的成果はマネジメント機能に属する。

以下、変革推進の8プロセス
--------------------------------------------------------------------------------------------

-変革のリソースを確保
■ 企業内に十分な危機意識を生み出す
 ①業績上で赤字を出す、マネジャーたちに自分たちの弱点を明示する
 ②贅沢の象徴をなくす
 ③ストレッチさせた目標を立てる
 ④数多くの人材が広範な企業全体の業績向上に責任を持つべきであることを明確に要求する
 ⑤顧客満足や企業業績に関するデータ、特に競合企業に比較して自社の持つ弱点に関する情報をふんだんに提供する
 ⑥人材に対し不満を抱く顧客、満足していない供給企業、怒りをあらわにしている株主に接触する
 ⑦外部コンサルなどを用いて、率直な議論を促す
 ⑧企業が抱える諸問題を社内報や経営幹部のスピーチで表明する
 ⑨将来に待ち構えている絶好の機会、それを追求する上での問題点についての情報を開示して人材の自覚を促す
■ 変革を推進する連帯チームを形成する

-変革の方向性を提示
■ ビジョンと戦略を立てる
 ①目に見えやすい
 ②実現が待望される
 ③実現可能である
 ④方向を示す
 ⑤柔軟である
 ⑥コミュニケートしやすい
■ 変革のためのビジョンを周知徹底する
 ①専門用語を使わない
 ②比ゆ、たとえを使う
 ③さまざまな形で伝える
 ④繰り返し伝える
 ⑤リーダーが規範を示す
 ⑥言動不一致をしない
 ⑦双方向コミュニケーションを目指す

-変革を陳腐化させない
■ 変革に必要とされる広範な行動を喚起するために、人材をエンパワーする
■ 変革の勢いを維持するために短期的成果をあげる
■ 短期的成果を生かして、さらに数々の変革プロジェクトを成功させる

-次々に変革を生み出す
■ 新しく形成された方法を企業文化に定着させ、より一層確かなものにする


2009年6月7日日曜日

ドラゴンボールマルチバース

もう一個見つけた。
パラレルワールドを題材にしてて複雑。

サイヤ人が宇宙一の世界とか、色々出てくるw

http://www.dragonball-multiverse.com/

ドラゴンボールAF

なかなか、笑える。
色々デジャビューなシーンが満載。

笑えるのは、敵が悟空と西の界王神(ブゥに殺されたと思われた)の子供であること。
しかも、西の界王神はフリーザの母でもあった。凄い設定。

http://blog.livedoor.jp/toyble/

2009年6月6日土曜日

野菜が美味い

http://www.kurkku.jp/mother_blog/

鉄なべ野菜、そして案外、鮮魚のマリネが美味し。
野菜の味が濃い。
ジューシー。

この前行ったら、ユリネが鉄なべ野菜の中に入ってなかった。
もう季節じゃないのかな。

2009年6月2日火曜日

任天堂

研修で、任天堂をやった。

任天堂は、何をやっている会社なのか?
ソフトメーカー?ハードメーカー?
でも、ソニーなどとは少し趣が違う。DS、WIIは性能的にはPS3に負けていたはずだ。
だが、これまでゲームをやらない人たちに焦点を当てて「破壊的イノベーション」を起こした。
WIIもサチュレーションしているいま、彼らは何をしようとしているのか。

ある人は、「コンテンツ流通加工業」と捉えると面白いという。
たまたま、ゲームというコンテンツを加工して届けているだけだと。
真の強みは、彼らが抱える「幅広い顧客層」と、「個室ではなく、お茶の間を占拠できたこと」であると。
そこに、「話題のメディア」を「ちょっとわかりやすく」加工することが彼らの付加価値の源泉だと。
従って、これからは、「幅広い顧客」が「お茶の間」にいる時間にどうアピールしていくか、だと。


確かにそう捉えることもできるけど、では、それは何の機能によって実現されるのかというと、とたんにふわっとした話になりそうだ。

2009年5月31日日曜日

1Q84、スラムドックミリオネア

この週末したことと言えば、

金曜日のレイトショーでスラムドックミリオネアを見て、土曜日はとある女の子と二時間ばかりおしゃべりをし、日曜日はスターバックス・五右衛門で1Q84を読み続けた。あとは、突然の大雨に洗濯物を取り込んだのと、ゴミ袋を閉店直前のダイソーで購入したことくらいだ。本当は洗濯物なんて取り込みたくなかったけど、先週同僚と話していてどうやら雨のときは洗濯物を取り込んで洗いなおすのが普通と聞いて、せめて取り込もうと決断した次第。なんて、平凡だけど気持ちいい週末なんだろう。いまは日曜の21時。あと少し本を読んで、少し誰かと話してそして明日の朝は始発で会社に行くとしよう。


さて、スラムドックミリオネア。スラム街出身のジャマールがクイズ番組で次々と難問に正解。その一つ一つの問題は彼がこれまですごしてきた過酷な人生から得た知識だった。・・・・といいつつ、基本路線はラブストーリー。感想を言えば、「非常に平板だが、ある程度面白かった。例えていうならば、予定調和的に二時間で終わることがわかっている質の良いドラマである、土曜サスペンスを見た気分。」ただ、これを見たからといって、僕の世界は一ミクロンも変わりはしなかった。


さて、1Q84。こちらはかなり良かった。
とにかく、質がいい。読ませる。考えさせられる。誰かに読んでほしくてたまらなくなる。
具体的なことはやっぱりよくわからないままなんだけど、でも、気持ちが昂ぶる。明日の自分は少し違う自分なんじゃないかという期待が持てる。(たぶん何も違わないんだが。)
空気さなぎと二つの月とリトルピープル。リトルピープルと聞いて、彼の作品のひとつであるテレビピープルを思い出した。たぶん偶然ではない。

2009年5月26日火曜日

性欲マイナスの不思議

金曜日、突如として高熱を発症した。
その前の晩、「はなこ」というTバックバーでテンション上げて元気よく飲んでいたのに何故・・・・

17時頃には、推定41度(理由は、「かなり楽になった」と思った翌日土曜日に病院に行ったら39度であったため、それより金曜日時点では相当高かったと思われる。)


もはや動く気力もない。
電車で家に帰る途中・・・・・
目の前に好みのタイプの子が乗ってきた。
すると、びっくりすることに、股間が縮み上がったのだ・・・(寒くなったときの反応のような状態と思ってよい)
キューーーーーっと。


びっくりした。いつもなら反対だ(下品で失礼。)


たぶん、体が、「いまは性欲は置いておけ。緊急事態だ!」と指令を出しているんだと思う。
この現象を俺は今後「性欲マイナス」現象と呼ぶこととする。


2009年5月12日火曜日

不死になりたい

よく言うように、ヒトは二度死ぬ。

一度目は、心拍停止になり、細胞レベルで言うと平衡状態(負のエントロピーを持たない状態)になったとき。

二度目は、ヒトの記憶からなくなるとき。
記憶とは、「ある入力因子群」→「ある細胞発火パターン」の関連性をいうわけであり、つまり物性に帰着できる。普通ありうる入力因子では該当人物を示す細胞発火パターンに関連しなくなるときに「死んだ」といえる。


そもそも、ヒトがヒトに影響を与えるとはどういうことか。

「私の人生に多大な影響を与えた○○さんのこと忘れないよ」→「入力因子群のあらゆる組み合わせ」が「該当人物に繋がる細胞発火パターン」となることを指すだけだ。

つまり、、、会わなくなって、周りの刺激では該当人物のことを思い出さなくなったら、死んだも同然といえるわけだ。逆に、昔、ある入力因子(刺激)を受け続けた結果、月日が経ってもある細胞発火パターンが甦ることもある。そんなとき、該当人物は不死なわけだ。


僕は、不死になりたい。

2009年5月10日日曜日

錦糸町のマッサージ

中華街のマッサージ以来、マッサージはすごいものと思っている。
こんなにマッサージとか多いんだから、めっちゃ気持ちいい足つぼマッサージがどこかにあるんじゃないか・・・・?という仮説の元、IPHONEで検索。

とあるタイ式マッサージに行き着く。

入ると、おばちゃんが

「いらっしゃーーーい」


俺以外、客がいない。


「お兄さん、これから仕事?やっぱりインタネ?」

「(ああ、インターネットか・・・)そうそう、仕事。インターネットも使うよ」

「すごいねー。やっぱりすごいねー。」

「いやいや。。。。笑」

「お兄さん、この後どうする?」

「え。。。。いや、だから仕事・・・」

「そっかぁ・・・すごいねぇ。でも時間ない?」

「え。。。。いや、だから仕事・・・」


という、何度もIF文のループを繰り返され、一回でも返答を間違えれば襲われそうな雰囲気を何とか脱出。マッサージ自体は、良かったような悪かったような。それほどのインパクトもなかったな。
やっぱり、痛いくらいの足つぼマッサージが必要だな。。。。

もうすぐくる人生の絶頂期に向けて

28歳の夏が来る・・・

厳密には、27歳の7月と、28歳の8月だ。
最近思うのは、今ちょうど、人生の夏なんだなぁということ。
だから、なんかしなきゃいけないんだけど、相変わらずいつもと変わらない。

この前行った合コン(?)的なバーベキューでは、男5人女4人全てフリー。
これでカップルが出来なかったんだから、ちょっと微妙である。

そもそもカップルになりたいのか・・・・自体微妙なとこだが。


そうそう、最近お客先の川崎、WWがある飯田橋、そして錦糸町の全てに電源がある喫茶店を見つけたので、CDIに行くインセンティブが0になった。会社に行かない記録を明日からまた樹立しようと思う。

2009年5月2日土曜日

岩盤浴、整体、足つぼマッサージ

会社を勝手に休んでデート(まぁ、別に業務自体はやってるから、形だけいく必要なんてないんだけど。)

中華街にある、岩盤浴と整体と足つぼマッサージ。

いやぁ、体が軽くなった。
なんだか、体質改善な感じ。
特に下半身のなんともいえない倦怠感がなくなったね、うん。
いまなら、ホノルルを駆け抜けられそうだZe!
うそだZe!

一ヶ月に一回くらい、メンテナンスしてもいいなと本当に思った。
特に、足つぼと整体だな。

2009年4月22日水曜日

励まし業

最近は、結構暇だ。今日も朝は11時おきて、これからクライアントに会いに行く。

暇というのは語弊があるかもしれない。
やることがないわけではない。ただ、これまで「忙しい=分析などに時間が掛かり一杯一杯」な状況とは変わったということ。

どちらかというと、毎日お客を励ましにいくような。
「これでよいのかなぁ。やっぱりこの方が・・・・」「上のヒトに●●と批判されたから間をとって・・・」と、ともすれば本末転倒(あるいは弱気)なことを言い出す、お客さん。
それを論理的に説得、心理的に励ますことを繰り返す。

嫌いじゃないけど、なんかスピード感がない。やっぱり、物事を本当に変えるときって、こんなに労力が掛かるんだな・・・・・・と実感した。

2009年4月12日日曜日

SOS

あまりにも、ドロンジョがかわいかったので、深田恭子の昔のドラマを見るシリーズを決行中。

ストロベリーオンザショートケーキ。

永遠の片思いを題材に、片思いの連鎖を描いている。

石田ゆりこ演じる英語教師に片思い(両思いだが、ふられる・・・)して、二年間留年する、窪塚ゆうすけ
窪塚ゆうすけに片思いする深田恭子
妹である深田恭子に禁断の片思いをする(ただ、義理の妹だけど)主人公(タッキー)
タッキーに片思いする幼馴染の内山りな

深田恭子の”天使性”がすごく魅力的。
人間の思いを丹念に追っていく流れは好き。
しかし、最後は無理やりなハッピーエンドに持っていくために、思いの変化がむりくり。。。

2009年4月5日日曜日

合宿

会社で、ケーススタディの合宿があった。

お題は、ノバルティスファーマが行った組織再編(ビジネスユニット化)が果たしてよかったかどうかを評価せよというもの。僕らのチームが優勝した。結構、圧勝。

みんなの発表をみていて思ったのが、コンサルタントは「その答えが真かどうかは置いておいて言い切る」ことが必要だなぁということ。何故なら、それを聞いて、クライアントはなんらかのディシジョンをするからだ。自信なさそうな発言なんて信頼できないでしょ。他のチームは少し他人事すぎる言い口だった。

2009年3月29日日曜日

数学モデルは面白い

ある会社の生産計画の数学モデルを作りこんでいる。
みんながあれこれ言うふわふわした理想論を数学的に解いてあげるとき、ワクワクする。

2009年3月21日土曜日

アススは何故特注部品を使っているか

サプライヤーからモノを買うときに、考える要素としては、柔軟性拡大(数量変更の極大化)も含めた納期短縮、コストダウンが考える要素となる。双方とも、基本的には、「大量に買ってるんだから融通してよ」パターンと、「他にも売れるんだから融通してよ」パターンを使っての交渉となる。したがって、汎用部品であれば、大量購入・かつ、他社への販売も多いため、融通が効きやすいのが通常。


アススは、5万円パソコンを短納期で顧客に届けるメーカーである。
この会社は、汎用部品ではなく、特注品(購入が自社のみ)を利用している。

なぜか。


まず、特注品でも、5万円パソコンのように数がはける商品を扱っているため、「大量に買っているんだから融通してよ」パターンの交渉がしやすい

さらに、サプライヤーの部品設計まで入り込むことで、極限までのコストダウンを行っている。

したがって、アススは特注品なわけだ。
奥深い。

2009年3月17日火曜日

ナイジェリア人

とある経緯で、ここ10日間くらい、ナイジェリア人の大学生がホームステイしてます。
彼は立命館の大学生ですが、sustanable computingを勉強し、とある大手IT企業にインターンしにききている。非常に知性があり、一緒にいて面白い。真の友達になれそうだ。

彼の就職観には激しく賛成
  • 大学と企業をいったり来たりしたい。なぜならやりたいことだけをやりたいから、おそらく一つの場所にいるのは5年程度だろう。問題・疑問を見つけたらまた大学で勉強したい

彼の結婚観には考えさせられた。

  • 僕は、一緒にご飯を食べ、今日あったことを話す家族が絶対必要。それによって、明日も頑張ろうという気分になるからだ。

いずれにせよ、彼のような面白い感性をもった人には最近会っていなかった。同世代は皆、何故か「会社に囚われている」気がして、一種の気持ち悪さを感じている。これが大人になるということならば、大人になる意味なんてないと断言できる。

2009年3月1日日曜日

美容師さんに教えてもらった錦糸町のうまい店。

http://www.kinchanchi.com/

http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/a100226.html

あと、ゆうつきっていう、パチンコ屋の上は半端なく雰囲気がいいとのこと。

2009年2月22日日曜日

引っ越しました。

いや、ブログではなく、リアル引越。

今度は錦糸町です。怪しげでしょ。

ええ、真昼間からおっさんどもが飲んでる飲み屋街がありますがそれが何か。
ええ、フィリピン嬢が「オニイサァン、ヤスイヨ」と声をかけてきますがそれが何か。

なかなかすみやすいです。
駅に行くまでに大半のものがありました。
(クリーニング屋、レンタルビデオ屋はまだ見つけてませんが。。。)

近況をお話しますと、きわめて精神衛生上も健康的です。
大好きなマネージャーの下で、かつ生産現場のプロと組みながら、コンサルしてます。
僕らって、「問題解決のプロ」ではなく、、、「そもそもなんですけど・・・・」と素人質問をぶつけまくるプロなんです。きっと。ずけずけと。遠慮なく。というわけで、最近は性格が変わったと思います。言いたいことを明確に言うようになりました。

2009年2月20日金曜日

ロシア料理、新宿

スンガリー

ロールキャベツが美味しい!
雰囲気もなかなか。

ロシア人のお姉さんが、想像通りのロシア人!

2009年2月12日木曜日

リストランテリアル

リストランテ・リアル

横浜では一番かも。

なかなかおしゃれだし、5980円でメインが二つ出るコースを頼めるのが良い!
メインでは、牛ほほ肉のワイン煮を食べたんだけど、美味しかった。

2009年2月8日日曜日

新ケース

さてさて、またまた、サプライチェーン絡みのお仕事が入った。
今度は高級オーディオ。MRP、生産計画の立て方と、在庫の読み間違えのお話。


ミーティングに勝手にお邪魔して、勝手に入り込んだケース。
ある意味、自分でゲットしたといってよい。

インド料理、カイバル

カイバルに行った。

デートにも耐えうる。
お勧めは、、、、なんだろ。んー、チキンは旨かった。
あとは、ナッツとレーズンが入ったナンは、そのままでも旨い!

近くに、デザートワインが飲めるワイン屋さんがあり、良い。

2009年2月4日水曜日

とんかつ屋の話

ある有名店のとんかつ屋では、店主のオヤジが最後の行程である「トンカツを切る」という作業を行っている。

一見、付加価値が低い部分に、最も年配の人を置いているように思える・・・・

しかし、オヤジはわかるのだ。切るだけで、「いま揚げているやつはちょっと調子悪いな」「小麦粉・・・・変えたな?」等、日々の変化をだ。

最後の行程でチェックできる体制になっているというわけだ。
面白い。

2009年2月3日火曜日

フラメンコレッスン

さぁ、フラメンコを習い始めた。
新井薬師前で、日曜18時から。

まずはセビジャーナスから。
いやぁ、気持ちいいねぇ。
力みすぎとのコメントを頂いた。


近くのコトラカフェ(ちょち、おしゃれ。俺もこんな部屋にしたい)で三時のおやつ、夜ご飯の二回食べる。
なかなか、美味。

移転価格と、競争状況

  • 製造部門は、自分の利益を上乗せして販売部門に売った場合、その高く見積もられたコストを前提に顧客に対して値段を付けるため、全社ベースでみると、損している。

  • あるバリューチェーンで競争が激しくなると、そこの納入価格が下がり、最終顧客への価格も下落する。すると、数量は多くなる。もし、他のバリューチェーンのプレーヤーが同じ利幅を保てるならば数量がはける分、得をすることになる。

GMとFisher Body:ホールドアップ問題

  • GMは、FisherBodyに、車体の新工場建設を要請した
  • その際、長期契約を結び、「変動費×1.176」での納入価格を締結した
  • しかし、FisherBodyは、資材費を運ぶ賃料を上げるなど、変動費を上げる試みをした。
  • GMはFisherBodyを垂直統合せざるをえなくなった。

関係特殊な資産投資をしてしまった故に、契約でなんとか不平等性をなくそうとしたものの、その不完備性を一方がついてしまった例。

2009年1月29日木曜日

FB

なべさんからFB。ダイレクトマーケティングのチャネル政策についてのプロジェクト。

  • スライドは落第点。ただし、もっと進歩できる。大前などの過去のスライドを見てもっと研鑽するように。
  • プロジェクトの中で、「論点の重要性の変遷」を感じ取ることは出来ている。
  • その変遷をコントロール(すなわち、どのように顧客に価値を感じてもらうか を考える)出来れば一人前 と言える

とのこと。評価は良好、ストレスもないのでこのまま突き進めってことだ。

2009年1月25日日曜日

クリニカ・ガストロノミカ・エスペリア

チーズがまじ旨い。落ち着いた雰囲気でゆっくりご飯できる。
ボリューミー。
食べログでも良い評価!


http://r.tabelog.com/tokyo/A1307/A130703/13009457/

2009年1月13日火曜日

産業の立ち位置

世界戦略は、

・A:グローバルにおいて規模型事業となれるか(事業特性のようなもの)
・B:(取れる場合)、現地化(localization)を取るか取らないか

といった軸で整理することが出来る。

銀行(小口金融)は、A:×、B:(自動的に)○な事例。世界に進出している小口銀行で有名なのはシティバンクくらい。現地の規制や免許などによって、グローバル化は難しい。したがって、現地化によるスペシャリゼーションがなされていく。


自動車は、A:○、B:×~○な事例。基本的にコスト削減を迫られる規模型事業である一方で、地域毎の違い(車体には三列目が必要なアメリカ、等)が求められる。共通プラットフォームとそこに載せる金型の多様化によって双方を満たす努力は為されているもののあまりうまくいっていない。

2009年1月9日金曜日

生産現場の改善ポイント

トヨタ生産システムがうまくいかないのは・・・・・「出荷予測が立てづらいから」である。

まず、生産計画を立てる際には、出荷トレンドを見る。その上で、
  • 変動がない主力商品については、その商品をメインで設備日程を決める。そして一定量、常に生産する。目標はコスト削減。
  • 変動が大きいものの売上が見込める商品は、余った余剰設備能力を上手く使うよう設備日程を決める、もしペイできるなら設備投資をさらに行う

2009年1月5日月曜日

2009の目標を立ててみた。

2008の目標と達成具合(100%のやつもあれば20%のもある・・・ようは消化不良状態?)を鑑みて、2009の目標をば。今度こそ、完全達成できるよう、「人」「読書」では持続目標のみ。

  • 仕事:昇級の一段階手前までは行く(副4)。
  • 勉強:英語をTOEIC800点、日経の話題を全て把握できるようになる、世界史を勉強する。(継続)
  • 人:tepoonを続ける。
  • 読書:月3冊を続ける。
  • 恋愛:はやいとこ付き合う。できれば8月までに。(継続)
  • 趣味:マラソン・ゴルフをほどほどにやる。フラメンコを習い始める。

去年の目標の振り返り

去年の目標

仕事:ある程度の範囲のアウトプットを完成できる域まで達する。そして、昇級(1年半で)する。

⇒100%達成
勉強:英語をTOEIC800点、日経の話題を全て把握できるようになる、世界史を勉強する。

⇒10%くらい。世界史・英語は勉強してない。日経の話題、全ては把握できてない。

人:週一回飲みを心がけることにより、ヒトの輪を広げる。

⇒50%くらい。水○の友達と知り合えたことが大きい。彼とは障害のともになる気がする(そうしたい)。Tepoonをはじめたことで色々知り合えた。

読書:月3冊を心がける。

⇒100%達成。ほぼ、3冊は読んでる。

恋愛:はやいとこ付き合う。できれば8月までに。

⇒0%・・・・

健康:ジム続ける。マラソンやる。ゴルフやる。

⇒30%。ゴルフは始めたけど、続いていない。マラソンは始めた。ジムはやめた。

2009年1月4日日曜日

バーガーキング、教育×破壊イノベーション、妄撮

今日は、起きたら14時。いかんいかん、色々勉強しようと思ったのに。

とりあえず、渋谷に出て THE SUIT COMPANYでシャツとネクタイを買ってみる。
次に、マメヒコ(渋谷でお気に入りのカフェ)で800円のたかーいアイスコーヒーをありがたく飲みながら、工場改善の構想を練る。

ようやく、100円のガムをトヨタ生産方式でつくる!を読み解けた。
プロセス型生産方式は、

 ・混流ラインかどうか(同じ設備を共有するか)
 ・ラインの中に並列処理がどれくらいあるか

の2軸によって色分けでき、それによって生じやすい悪さが異なる。

(混流じゃない、かつ並列処理なし)
典型的なプロセス型であり、一度に大量に作ることで原価低減を狙う。しかしながら、出荷量を見誤り、廃棄損を出す、または必要以上の在庫を持つことでキャッシュを無駄に眠らせてしまうといったことが生じやすい。

→小ロット化を推進することで在庫減を狙う。ただし、小ロット化をただ行っただけでは原価増になってしまうため、「作業効率化」が必須。

(混流、かつ並列処理なし)
段取り替えの手間を省くために、一度に同じ製品を作って原価低減を狙うことになりがち。それゆえ、共有設備だけは稼働率が高い状況。結果的に、品種ごとに必要量を提供できず、品切れ・在庫過多を招く。

→多品種同時生産(すなわち、一品種レベルでは小ロット化と同義)を推進するために、ラインをグルーピングした上で、混流化を進める。

(混流、かつ並列処理多し)
アセンブリ的であり、工程がバラバラに処理され最後に統合される。工程ごとの縦割り管理が行われることが多く、大量のしかかり在庫を生みがち。

→ライン・設備を製品ごとの横串で通して、”専用(収益を生むラインは最大効率化する)”、”グループ”ラインに仕分け、ラインごとの役割を明確にする、すなわち「流れ化」を行う。場合によっては「後工程引取り」も視野にいれ、仕掛り在庫の低減を行う。



さて、ブックファーストで、妄撮をチラミする。やっぱりいい。結局、見れるのは下着なのに、なんか得した気分になる。最初から全裸より、服→下着のほうがギャップがあって良いのだろうか。
で、なんとか買わずに(結局、そのあとアマゾンで買ったが)、クリステンセンの新作を買う。


次に、いったのはバーガーキング。渋谷のセンター街にオープン。
チェンちゃんだかチャンちゃんだかが接客してくれたが、とっても可愛い。
たぶん中国人。
そこで、買ったばかりの教育について熱く書いてある本を読む。

基本的に、僕は「教育はいかにあるべきか」 論を書いてある本なんて読まない。つまんないから。
これまでだって偉人はたくさんいたし、彼らは学校教育とは関係なく育ってきたわけだ。(おそらく、モンテッソーリが言うように、3歳までの教育は重要であるので、そこまでの教育は必要と僕も考えている)
僕は偉人が好きだし、できれば偉人のような思考をしたいと考えてるから、凡才を生むしか能のない学校教育は興味なし!

とはいえ、クリステンセン(彼も僕の中では偉人)の書いた教育論である。こんなひん曲がった僕の考えが変わる可能性があるなぁと思って読んでみる次第である。

やべー長くなった。

いま、20時半。明日から会社だけど、早めにいまから行こうかな。

2009年1月3日土曜日

年が明けて、

平成21年だと。
いやぁ、びっくりだわ。

元旦は初詣、二日は横浜のバーゲン。
三日、おばあちゃんに会いに行く。
91歳だって。すごいなぁ。

帰り道、井の頭線の中で、「竜馬がいく」を読みながらふと思い出した。
友達(正確には、別れた彼女の親友)のナナDONQは、鳥居みゆきをやったのだろうか。
ヒットエンドラーーーン って、アレは結構きついぞ。
心配だ。結構、心配だ。
あのこ、なで肩だし。


よし、ちょっと、気合が入ったので、仕事でもしよ。