2009年3月21日土曜日

アススは何故特注部品を使っているか

サプライヤーからモノを買うときに、考える要素としては、柔軟性拡大(数量変更の極大化)も含めた納期短縮、コストダウンが考える要素となる。双方とも、基本的には、「大量に買ってるんだから融通してよ」パターンと、「他にも売れるんだから融通してよ」パターンを使っての交渉となる。したがって、汎用部品であれば、大量購入・かつ、他社への販売も多いため、融通が効きやすいのが通常。


アススは、5万円パソコンを短納期で顧客に届けるメーカーである。
この会社は、汎用部品ではなく、特注品(購入が自社のみ)を利用している。

なぜか。


まず、特注品でも、5万円パソコンのように数がはける商品を扱っているため、「大量に買っているんだから融通してよ」パターンの交渉がしやすい

さらに、サプライヤーの部品設計まで入り込むことで、極限までのコストダウンを行っている。

したがって、アススは特注品なわけだ。
奥深い。

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