2009年12月24日木曜日

デジタルを生活に取り入れよう

デジタルフォトフレームは、面白い。

デジタルの特性としては、

  • データをサンプリングするため、容量を増やせる(その代り、微妙な差異は切り捨てる)
  • コピー・ダビングしても劣化しない。一方で、全て消えるリスクは高い
ということでしょうか。
微妙な差異を捨象することで、単位あたりの情報再生・複製コストが減る、そもそも劣化しないという特性から、生活のいたるところにおくといったニーズには適していると思います。

写真掛けの意義としては、見せたい相手は、「本人」「家に訪れたヒト」であって、見せる機会としては、「その場所を通り過ぎる瞬間」なわけです。別に、「じっくり観察すること」が目的ではないと思います。
デジタルの特性に合っているわけです。

そのような意義から考えても、「たくさんの画像・動画をそこそこのコストで扱える」「加えて、複製が楽」なデジタルフォトフレームはとても良い製品と思います。

さて、これまでデジタルといえばパソコンというような雰囲気があったようにも思えます。
しかし、デジタルの特性から考えても、日常品とは極めて整合性が高いことがわかると思います。
例えば、
  • デザインが変わるTシャツ
  • (まだまだ先の話かも知れませんが、)匂いの素子を調合して、デジタルに花の香りを楽しむ
といったことは面白いと思うんですよね。

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