2009年5月12日火曜日

不死になりたい

よく言うように、ヒトは二度死ぬ。

一度目は、心拍停止になり、細胞レベルで言うと平衡状態(負のエントロピーを持たない状態)になったとき。

二度目は、ヒトの記憶からなくなるとき。
記憶とは、「ある入力因子群」→「ある細胞発火パターン」の関連性をいうわけであり、つまり物性に帰着できる。普通ありうる入力因子では該当人物を示す細胞発火パターンに関連しなくなるときに「死んだ」といえる。


そもそも、ヒトがヒトに影響を与えるとはどういうことか。

「私の人生に多大な影響を与えた○○さんのこと忘れないよ」→「入力因子群のあらゆる組み合わせ」が「該当人物に繋がる細胞発火パターン」となることを指すだけだ。

つまり、、、会わなくなって、周りの刺激では該当人物のことを思い出さなくなったら、死んだも同然といえるわけだ。逆に、昔、ある入力因子(刺激)を受け続けた結果、月日が経ってもある細胞発火パターンが甦ることもある。そんなとき、該当人物は不死なわけだ。


僕は、不死になりたい。

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