■ (投資方法)したがって、そのような「スーパースター企業」に「長期投資」をしていく。
- 大不況からの回復力のみにフォーカスしたグレアムのような視点ではない
■ スーパースター企業とは:
- 売上原価は少ないほうが良い
・ 価格設定の自由度があるから
- 販管費に含まれる、研究開発、設備投資 あるいは債務利払等の経費は一貫して少ないほうが良い
・ 多額の研究開発/設備投資を行わなければいけないこと自体、過酷な競争に晒されている証拠
- たな卸し資産に急激な増減がある企業は要注意である。
・ たな卸し資産が「時代遅れ」にならないこと自体が、永続的な優位性の証左となる
- 売掛金が少ない企業ほど、良い
・ 競争優位性があるからこそ、取引条件を妥協することがない
- 流動比率では判断がつかない
・ 流動資産が少ないとしても、高額な配当や自社株買いに割り振っている可能性があり、流動比率では競争優位性の判断はつかない
・ むしろ、収益力に自信があるからこそ、流動比率を下げている
- 内部留保・自己株式の増加はよい
・ 配当より自社株買いを続けているほうが良い
- 自社株を買い占めることで、発行済株式総数が目減りし、したがって一株あたり利益が増える。したがって、長期的には更なる利益を生みやすい。
- 株式資本利益率(純利益÷純資産)が高いことが良い
・ 自己株式調整済み負債比率は0.8以下がよい
・ 純利益が右肩上がりかどうかが重要
- あまりに高い総資産利益率(ROA)は競争優位性の脆弱性を表している
・ 必要な資産が少ないということは、業界への参入コストが低いことを意味している。
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