2009年8月24日月曜日

誰のためのデザイン? を読んで:郵便番号のデザイン

郵便番号のデザインっていけてないよなぁと思う。

僕は錦糸町に3月から住んでいる。
何回、郵便番号検索をしたことか。7桁になって格段に覚えにくくなったのだ。

郵便番号の由来としては・・・・・・

郵便番号制定当時、郵便は鉄道で運んだので、東京都千代田区千代田(=皇居、外苑)を100-0001を出発点にして路線沿いに、東京→関東→東海→関西→中国→四国→九州→北陸→東北→北海道の順に割り当てられたらしい。そして、1998年に、6桁あるいは7桁になり、番地まで指定できるような仕組みとなった。


さて、「何故、地理的に近い番号を隣り合わせにする(地理的な近さと、10進法上の番号の近さを対応させる)必要があるのか」という疑問がある。

こんな答えが返ってくるかもしれない。

『昔は、人間が振り分けていたので、「100番台」「200番台」・・・・と振り分けてから、それを「110番台」「120番台」と振り分ける。110番台が全て近隣であれば、110番台のはがきをひとまとめにして配達人が持っていくことができる。』


ただ、現在は、郵便局においては7桁を機械で判別している。98%の精度らしい。(現在でもお正月のバイトでは人間が振り分けをしているから、地理的な近さと番号の対応関係は必要という議論もあるかもしれないが・・・・。これってなんでなんでしょう。)したがって、現在は必ずしも、地理的な近さと番号を対応させなくても良いということになる。


そうすると、いっそのこと、ユーザ視点に立って、無理に「番号」でなくても良い気がする。たとえば、「県の上5文字のアルファベット」+「市の上5文字のアルファベット」を、所定の場所に記述する 等

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