2010年1月1日金曜日

焼き鳥はなぜ串に刺さっているのか を読んで

■ 「串に刺さった状態」という、仕掛製品をあえて作ることで、

 -顧客へのリードタイムを短縮
  ・ オーダーを受けると、部品からではなく仕掛品から焼くことができる
 -作業標準化を実現
  ・ つくねだろうと、正肉だろうと同じ作業にできる
 -歩留まり率が向上
  ・ 切れ端も串にさしてしまえば、なんとか格好がつく

■ 「串に刺さった状態」により、製品毎の形と分量を一緒にすることで、「焼ける時間(顧客へのサービス提供時間、生産で言うところのサイクルタイム)」が一定となり、
 -製品品種を増やしても、生産計画が歪まず低コスト(無駄な在庫をうまない、同じ台ですべて作業可能(混合ライン)なので作業スピードが落ちない)で管理できる
 -生焼け・焼きすぎなどが生じにくく、品質担保がしやすい


■ リードタイムとは、「材料の投入から製品完成までの時間」を指し、サイクルタイムとは、「完成品が一個一個出てくるまでの間隔時間」を指す。
 -サイクルタイム= 生産に要した時間/生産数量 = 1/生産速度 = (ベルトコンベアの)距離/速さ
 
 


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