2009年8月10日月曜日

痴人の愛 を読んで

■ 28歳の譲二は、15歳のナオミをカフェで見つけて、自分で育てていこうと考える。
 - 日本人らしくない名前、日本人らしくない肌の白さ・顔立ちに、「西洋人ふぇち」の譲二がほれてしまったため

■ ナオミが育っていくにつれて、彼女の贅沢ぶり・男遊びに振り回されるようになる

■ 振り回されるのをわかっていながら「可愛いやつめ」と振り回されていたつもりが、いつの間にか心の余裕がなくなっていることに気づく。

■ いよいよ、ナオミがいなくなってから錯乱状態に。


この文学のことを、巷では、「マゾ文学」と呼んでいる。
マゾとサドのループ。「支配したと思っているナオミは愛らしい」「・・・・と思ってる譲二、馬鹿め」「・・・・と思っている・・・・・」

最後の馬乗りの部分がすごく、よい。
ナオミも、余裕なんてなかったんじゃないかな。譲二が思ってるほど、わけのわからないやつではないと思う。ただ、譲二のほうが晒しすぎただけ。

2009年8月4日火曜日

渋谷 ワインバー

ワインバー シノワ


天井が高い。
ちょっと、日本とフランスのどっちテイスト?! な感じで、内装はあまり好きではない。
料理はうまいし、CPは良い

2009年7月29日水曜日

「1秒!」で財務諸表を読む方法:なぜ、外資ファンドは自己資金比率が高い会社を狙うのか?

■ 外資ファンドが狙うのは、ROEが低く、自己資本比率が高い会社である。
 - 借入してもある程度の安定性が担保できるため、LBO(借入金を利用した買収)を採用しやすくなる
   ・ 投資家からの資金より、借入金を利用したほうが、ファンドの取り分が多くなる
     ・ 利回りとは、利益/投資家からの資金であるため、借入金の比率が高いほど、利回りは高くなる
     ・ 通常、ある一定の利回りまでは投資家が総取り、ある一定の利回りを超えると、その中のXX%をファンドが取るという仕組みを取っており、利回りが多くなる程、ファンドの取り分が増える構造である
   


「1秒!」で財務諸表を読む方法:なぜ、タクシーは増え続けるのか

■ 財務会計においては直接原価計算方式を取っている

直接原価計算方式とは、
 - 売れた分の製品の原価しか、PL上反映されない
   ・ 売れなかった分は、棚卸資産として計上される
 - 従って、たくさん作って一個当たりの固定費負担を減らしたほうが、PL上「よく見える(≒儲かる)」


■ 直接原価計算方式を取っていることを鑑みると、タクシー業界においては、兎に角台数を増やす方向にインセンティブが働きがちである

 - タクシー業界においては、変動費:運転手人件費・燃料費、固定費:本社人件費、事務所費用、車償却費 と考えることが出来る

 - 直接原価計算方式で考えると、とりあえず台数を増やすほうが、固定費負担は減るためPL上は「よく見える」
   ・ 少なくとも本社人件費、事務所費用の固定費負担は減る
   ・ 車償却費も、台数増加による仕入価格ディスカウントが見込まれるため、負担は減る可能性が高い

 - 変動費扱いのタクシー運転手は溜まったものじゃないが・・・・




2009年7月28日火曜日

PWLS

パラレルワールドラブストーリー
★★★★★


間違いなく、5つ星。
勝手に4文字に略してみる。

「麻由子」が親友の恋人である章、そして、主人公の恋人である章。
二つの世界のどちらが「夢」「現実」なのか。

途中までは秀逸。
とくに、居酒屋で見つけた、「夢での出来事」
あれは、やはり現実だったのだ。
だとしたら・・・・なぜ、みな僕をだまそうとするのか。

そして、読み終わると、序章が最も美しいことに気づく。
最後はちょっといただけないからだ。

僕は山手線、「麻由子」は向かいの京浜東北線。
線路をはさんで、僕は一目ぼれする。
そして、学生最後の日、勇気をだして、京浜東北線に乗り込む。
でも彼女は居ない。
ふと、並行して走る山手線を見ると・・・



記憶は、結局は、ストックではなく、フローなんだ。
改変もされるし風化もする。
でも、だからこそ、よいと思う。
何度も思い出して決して忘れないようにする、モチベーションになるから。