2011年10月25日火曜日

テレビは余命7年 を読んで

■ 田中角栄が作ったビジネスモデル:

・花王1社提供の「発掘!あるある大辞典(総額:毎週1億円):
 -電通;1500万円
  ・管理費としてチャージ
 -ローカル局:4800万円
  ・電波料
  ・東京キー局を頂点としたローカル局ネットワークを全国に結ぶことで、たちまち1000万人単位の視聴者に亜プロ地できる。
 -番組制作した関西テレビ:3700万円
  ・うち、関西テレビ取り分:500万円
  ・制作会社:3200万円 ←純粋な番組制作費
   ・タレントギャラ、スタジオ使用量、美術費など:2340万円
   ・VTR制作費:860万円


■ BSデジタルは誰が見ているの?

・郵政省としては、5局ある地上波民営キー局に新たに「BS」という媒体が加わることで、テレビ全体のマーケット拡大を狙っていた
・既存5社は「BSの新会社を作る」という荒療治に出て、BSを独占
・地上波のパイを減らさないための保身に過ぎないので、テレビウォッチングなどが流れ、活かさず殺さずの状態が続いている

■ NHKは受信料だけか?
・広告を宣伝してはならない、営利を目的としてはならない

→これらを回避する方法
・アドバンス/メディアミックス
 -NHKスペシャルは総制作費7億円のうち、NHKは3.5億のみ支払う。残りは、NHKエンタープライズが海外向けの放送権の販売、ビデオ販売の権利として3.5億をNHKに払う。とすると、3.5億で番組が作れたことになる


・メディアミックス

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