2011年1月15日土曜日

イシューからはじめよ を読んで

■ プロフェッショナルにとって、バリューのある仕事とは、イシュー度と解の質が高い仕事である。
 - イシューとは、「2つ以上の集団の間で決着が付いていない問題」であり、「根本に関わるもしくは白黒はっきりしていない問題」を指す。イシュー度とは自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の鷹さをさす。
  ・ イシューを言葉で表すポイントとして、「主語と述語を入れる」「WHYより、WHERE WHAT HOW」「比較表現を入れる」こと。主語を入れ替えて成り立つものは、定義として弱い。
 -解の質とは、「答えが出せること」「検討が深いこと」を満たす

■ まず解の質をあげようとすると、多くの仕事を低い質で食い散らかすことになるので、仕事が荒れ、だめになってしまう。従って、まずは、イシュー度を磨くこと。

■ 良いイシューとは、本質的な選択肢であり、深い仮説(スタンスを取っている)があり、答えが出せること。

※ 生物学には質問を肯定する結果がでないと何の役にも立たない実験が多い。このような実験のことをアメリカの科学者は、Fishing expeditionという。魚がつれなければくたびれもうけという意味。理想的な実験とは、論理も実験も簡単で、どんな結果がでても意義のある結論ができるものである。 → イシュー度が高い。

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