2011年7月10日日曜日

憂鬱でなければ仕事でない を読んで

■ 自己顕示と自己嫌悪は双子の兄弟
 -ただの野心家は、じぶんをひけらかすことに何よりの喜びを感じるため、そこに他者の視点はない
 -創造者は、自分を表現したい欲求が他者にどう移るかを常に考える。そのため、自己肯定と自己否定をたえず行き来している。その葛藤が何かを生み出す

■ スムーズに進んだ仕事は疑え
 -もし、自分の考えている通りの進行・局面になったとするなら、そのときこそ要注意。相手が自分の上をいく手を用意していることも多いからです。それゆえ、10手先の手を明確に読むのは非常に難しいのです。(羽生名人)

■ 憂鬱でなければ仕事ではない
 -憂鬱を好む人間などいない。しかし、一方で憂鬱は大きな反発力を生む。それに気づいたとき、憂鬱は間違いなく仕事の糧となる。

■ 天気の話でコミュニケーションを図るな。相手を刺激しろ。ひっかかりのある一言。

■ 頼みごと100対1の法則
 -仕事上の人間関係は、「貸し」「借り」のバランスで成り立っている

■ 天使のようにしたたかに。悪魔のように繊細に。
 -恩義は負債に似ている。返すまでは消えることがない。だから、天使のようにしたたかに。
 -逆に何かを得ようと相手に近づくときは警戒されないように繊細にしないといけない

■ 勝者には何もやるな
 -圧倒的な努力を傾け、とてつもなく高い壁を乗り越えたとき、僕は何の褒美もほしくない。また褒美を前提にする努力など努力といえない。

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