2011年7月9日土曜日

セックスメディア30年史を読んで

■ エロ本の構造変化
 -長期不況への非適応
  ・インターネット普及より前に、既に陰りを見せていた
  ・96年より続く出版不況のなかで広告収入は減り、消費者が財布の紐を締めたことによる交遊費全体の総額も減り実売も減る。慌てて広告を入れようとして質の悪い出会い系サイトの広告を入れて記事全体の信頼度やクオリティが下がる
  ・特に、特写に金が掛かるグラフ誌がいち早く倒れていった(でらべっぴんなど)
   -モデル代:5万~15万
   -スタジオ代:5千~10万
   -衣装・お茶・交通費:1万~10万
   -カメラマン:5千~2万
   -メイク:1万~3万
   -スタイリスト:1万~3万
   -デザイナー:5千~1万
   -ライター:1万
 
 -インターネット普及による顧客の移動
 -エロ本の規制強化
  ・2005年のテープ止め必須
  ・URECCOなどは、美しい表紙写真が魅力だったのに、表紙で全て分からせる必要がでてきたため、ごちゃごちゃした表紙に。

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