■ 透明人間は、細かいことを考えず、大衆に紛れたい・記号になり切りたい。権威のあるヒトが言った言葉を待っている。
-大衆はいなくなった等と言われて久しいが、就活中の女子学生・趣味のバリエーション等をとってみても「周囲から目立つことない」ということがむしろ重要になってきている。
-透明人間は、2CHの実況板・ラジオで「自分だけではないこと」に安心する。
-骨折するとTSUTAYAに行けなくなる。店員をただの店員以上に見てしまう
-M1グランプリにおける松本人志のコメント待ち状態
■ 一方で、他人には、イケていると思われたいため、他人にはちょっとしたコダワリを口にする
-木村拓哉を応援しているくせに、口では関ジャニとか答えちゃう
-映画は単館系が好きとか言っちゃう
-時効刑事は見ないで絶賛する(アーティスティックなため)
-ファンの思い入れ と ファンの総数は反比例。知る人ぞ知る。売れてほしいと思いつつ、その思いがかなわない方が案外幸せ。
■ オリジナリティを持ち、時代に寄り添いすぎたものではなく、本当の良さで勝負すべき。年代や性別や職業の枠を超えて、みんなが喜ぶ商品や表現は存在する。
-ホイチョイプロダクションズの馬場さんの「番組が必ずヒットする呪文」とは、「本当は2001年宇宙の旅が嫌いだ」
-あれだけ売れていたピンクレディではなく、キャンディーズ・未来予想図が歌われる
-ananは無難。美容室・会社の休憩室においてある。ターゲットが絞られない。定期購読誌として残る。
-売れる人は壊れた時計。世間の流行を時間に例えると、壊れた時計はとんでもない時間を指しているように見えますが、世界が一周するうちに、いつか必ず正しい時間を指します。反対に、世の中の流行を追いかけている人は正しい時間を指すことができません。
■ ちなみに今の時代のブームは、小難しさ・アーティスティック
-90年代末の宇多田ヒカルの登場により、R&Bやヒップホップのジャンルのメジャー化・アーティスト本人のセンスを問う風潮を生んだ。それにより、CDは減った。
-娯楽性より作家性(あえて難解に仕上げたもの)を重視した、もののけ姫以降の宮崎アニメを微妙だと思っている
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