2008年10月18日土曜日

細かな情報を積み上げる

みんなが「くず」と思っている情報を積み上げると、意味のある情報となることが往々にしてある。

例えば、企業の正常収益力、格付けをみたいとする。
現状でのキャッシュフローの状況や収益がどうかについては、例えば調査機関に頼んで算定してもらう必要があるわけです。
当然のことながら、お金が膨大に掛かる。


でもね、

日々、商品の出荷を担当している運送屋さんは、企業の状態を最もよく把握しているんです。
「あの会社は、在庫が山積みだ」「あの会社は、商品が減った」 等

これらの情報って、最も企業の生々しい状況を表していると思うんです。

高い金払って専門的に調査をするのではなく、荷物の運送の副次的データであるゆえに、ランニングコストは小さく、ビジネスもやりやすい。また、メイン事業ではないので、初期コストもかからない。

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